高嶺の花


 趣味の世界において、「欲しいな〜」と思える品物はかなり高額である場合が多いです。
今使ってるオーディオ装置の中ではプリアンプ(コントロールアンプ)、発売当時はメーカーの フラッグシップと呼ばれる最高級機種で、確かに性能や音質は優秀ですが、価格もそれなり に優秀?であって、収入が少ない30代のサラリーマンにとっては相当に高額でした。
それ以前に使っていた機種も、発売当初は某大手メーカーの最上位機種であり、定価で¥180000、長岡鉄男氏のお勧めの品であり、兄と共用で使ってたプリメインアンプとは 次元の違う音でレコードを聴かせてくれましたので、プリアンプの重要性をそこで教わった ような気がします。それゆえに、壊れかかってきたからとはいえ、その4倍以上の定価で あった、当時としては国産では最高と思われる現在のプリアンプに買い換えて、永いこと 満足しているのですが・・・・・・・
同メーカーのフラッグシップモデルも、マイナーチェンジ、モデルチェンジを繰り返して、 徐々にその価格も上昇して行き、最近では7桁を超えています。
しかも、自分の愛用機種の時代には付属していたアナログディスク用のフォノイコライザー 回路、デジタル時代のニーズに合わせてなのか、いつのまにかオプションで別売となっていて、 それだけで¥200000の定価が付けられてすので、合わせて購入するとなると 値引き分を考えても7桁前後の支払額となりそうです。

 そんな高級オーディオの専門メーカーから、フォノイコライザーアンプが単品で発売になり、 どう考えても現在プリアンプに内蔵されてるフォノイコライザー回路を遥かに上回る音質で レコードを聴かせてくれることが明らかでしたので、先日「えいや〜!」と購入してみました。

たしかに、その支払い価格なりに、満足の一品でございました。v(^o^ )< BR>
 しかし、高級オーディオの専門メーカーさん、気まぐれで単独にてフォノイコライザーアンプを 発売したわけではなかったんですね。ちゃんとそれに見合う計画がなされていて、 創業40周年記念モデルとかで最近発表されました。
ラインアンプのみのコントロールアンプで、それまで別売で内蔵できるように なっていたフォノイコライザー回路の別付けセットアップはなし、当初からこのフォノ イコライザーアンプの使用を前提とした構成のようです。
内容はとカタログ等を眺めてみれば、それまでのフラッグシップ機種を2台分 詰め込んだような、完全バランス回路構成になってるじゃありませんか!
気になるお値段は・・・・・定価¥1700000(税別)(゜ロ゜) ヒョオォォ!
乗用車が1台買える価格ですな、どう交渉しても6桁までの値引きはないでせう。
良いな〜とは思いますけど、↓高嶺の花でもありんす。ヽ(ー_ー )ノ マイッタ

http://www.accuphase.co.jp/model/c-3800.html
http://www.accuphase.co.jp/cat/c-3800.pdf


 まあ、それでも・・・・マークレビン●●とか海外製品の、 法外な価格よりは良心的な 価格設定なのかもしれません。「(≧ロ≦) アイヤー


2010.6.14 記


< Back   |to Home|   |to Second Impact| Next >