大丈夫かぁ?
その化学的な効用を専門的にご存じない一般の方々、農薬や殺虫剤は液体として噴霧されて
効果があると思われてるようですね。殺虫剤で害虫やゴキブリを退治するときもスプレーによる
直接噴霧、もしくはくん煙剤による顆粒等の付着で退治できると思われてるようです。
万が一殺虫剤や農薬が肌に掛かったとしても、水洗いで十分に洗い流せば、実際には
何の被害も生じませんし、液体が掛かったからといって、硫酸のように薬剤による火傷等が
生じる恐れもありません。
それゆえに人体的には防護する必要も無く、何かあったら洗浄すれば済むと考えてる方が
大部分でしょう。
しかしこれは・・・・・・
大きな間違いです!
農薬や殺虫剤というものは、気化してからその効力を発揮していくものですから、例え飛散した
顆粒や液体が皮膚に点いたとしても、その経費毒性からして十分に洗えばたしかに済みますが、
いつもここで書いてますように、気化した成分が肺から空気として体内に取り込まれたら、そのまま
血液に乗って全身に送られることになります。
もしこの理論が正しくないとしたら、毒ガスを吸って死ぬ人ことは在りえないことになります。
気化した農薬の場合、人が呼吸器系から取り込んでも致死量には至らないだけで、もしその量が
多ければ急性の中毒症状まで至りますし、微量であっても繰り返し長時間被曝していれば、
末端神経には影響が現れてきて慢性中毒となってきます、基本的に神経毒の仲間ですからね。
You Tube などの映像で見る限り、ラジコンヘリコプターで農薬を散布してる場合、ほとんどの
オペレーターの方は、防護服やマスクなどは装着されてません。
おそらく飛沫した液体に触れなければ安全だと考えておられるのでしょう。 ましてや空気として
吸い込んで危険であるなどととは夢にも思ってないから、散布してる周辺に平気で居られるのですかね。
さらに、通常の農薬散布では1000倍から2000倍希釈で散布するように農薬散布マニュアルに
定められているのですが、タンクが小さいラジコンヘリでは8倍希釈でも散布が許可されています。
何の根拠で8倍希釈でOKなのかは存じませんけど・・・・?
そんな高濃度の農薬が、最近の日本は亜熱帯になったんじゃないかと思える、35℃を超える
夏場の気温で気化したら、メチャクチャ濃〜い毒ガス、溜まり場以外の何ものでもありません。
まさに映像資料:『カナリヤの子供たち・検証、化学物質過敏症』のそのまんまです。
化学物質過敏症や農薬中毒にならずとも、農業従事者の方に癌やリューマチが多いのも頷けます。
知らないってことは、恐ろしいことですよね。
また、微量であれば、分解され体外へ排出されて人体には影響は無いということになってますが、
その真偽性には疑問を感じます。各公害病しかり、薬害エイズしかり、C型肝炎訴訟しかりで、
国が安全だと言い張ってたものが、実際には安全でなかったことは山ほどあります。
まさに、信じるものは騙される・・・・・です。ヾ( ̄o ̄;) ソウカ?
2010.7.27 記
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