百薬の長


 普通のヒトなら問題なく飲めるお酒でも、過去に有機リン中毒、ネオニコチノイド 中毒を発症した身としては、その原材料や添加される成分によって、少量の摂取で あっても、、悪酔いや二日酔いに襲われることが多々あります。
もちろんそんな病気を発症したことの無い方でも、肝臓への影響が大きいと思われる 醸造用アルコールなんて良いとは思えませんけど、少しでも健康のために防御できればと、 自分自身への人体実験を兼ねながら、悪影響が出ることなく飲めるお酒類を 選んでいますので、これまでの実験結果を中間発表として記して置きましょう。
良いお酒は、後に残ることなく気持ちよく酔えますので、まさに百薬の長です。


 まずビール系の場合、発泡酒やその類似品は問題外ですが、ビールと冠されて 発泡酒と区別されてる製品においても、最低限、麦芽100%以外は飲んでいませんが、 それでも銘柄によって体調が悪くなることがあります。
原材料であるビール麦に農薬が散布されてますので、農薬成分が異なるとはいえ、過去に 農薬中毒症状を発症した自身としては、類似品であっても反応してしまうようです。
同じエビスでも、レギュラーの標準品はダメ、なんとかOKなのはシルクエビスですが、 もちろん飲み過ぎによる搾取過剰や、ロットが変わったりすると影響がでる危険性も伴うものと 思ってます。 ビール好きの、CSでもある友人は、プレミアムモルツはOKと言っており、たしかに自身の 人体実験結果でも悪くはありませんでしたが、個人的には、あまり好きにはなれない味付けでも あります。
無警戒に安心して飲むなら、多少価格がはりますが、オーガニックなビールを捜して取り寄せる 事になりますね。需要と供給の問題から、スーパーなどではめったに見かけないオーガニック ビールですが、今後は是非とも主導権をとって出てきて欲しい製品です。
現在、ほとんどの大手のビール製造メーカーでは、『既定回数以上農薬散布されたビール麦』 でないと買い付けてくれないそうです。 原材料からこれでは、製品に期待するのは 無理があるってものでしょう。

 自分自身が一番安心して飲めるのは、有機栽培認証を取ったマークの入ってるオーガニックワインです。
テイスティングで口に含むだけで、違和感がまったく無いのがわかりますし、体も受け付けてくれます、 刺激や余分な味が存在してないんですよね。
できれば酸化防止剤も無いものが最高です。
フランスのAOCワインといえど、農薬を掛けて育てられてた葡萄から作ったものは、飲めたものでは ありません。抜栓した瞬間から接着剤の臭気やプラスチック臭がしますので、すぐにわかります。
そこまでわかっていながら無理して飲むと、悲惨な目に合ってしまいます。 以前にボージョレーヌーボーを飲んで、実際にそれを体験いたしました。
一流どころの高級なワインになると、農薬なんて使えばワインが不味くなるのを作り手が知ってますから、 オーガニックとは謳って無くても、有機栽培である場合も多いようです。
逆に国産品では、ほとんどのブドウ栽培で農薬が使われてますので、原則国産ワインは 飲まないようにしています。
酸化防止剤が入ってないのを謳い文句にしてる国産ワイン・・・なんてものもありますが、葡萄そのものが 農薬まみれではお話になりません。
ワイン好きと聞いて、たまにプレゼントでワインを頂くこともあるのですが、品物によっては その処遇に困ってしまう場合もよ〜くあります。

 焼酎も甲類、乙類とありますが、甲類は醸造用アルコール入りなので、私にとっては 飲み物ではございません。昔、ホワイトリッカーで梅酒を造った経験があって、熟成して 蓋を開けた瞬間、強烈な接着剤臭がすごくて、飲み物ではないことを実感いたしました。
ですから、間違っても市販の缶酎ハイなんて飲めませんね。
焼酎も、乙類といえど、可能な限り有機栽培されたものを選ぶようにしています。
日本酒も同様ですね、最低限で純米酒、できれば有機栽培米!・・・・って言いたい処ですが、 これがなかなか手に入りません。

 ウイスキー類であれば、やはりスコッチでしょうか。
英国製品、基本的に原材料に農薬を使っていないようですし、当然混ぜ物もありません。
国産某社のオールドやリザーブなんて、どんなに薄めたところで飲めた品物ではなくて・・・、 途中から体が受け付けなくなり、その後は悲惨な症状が待ち構えてます。


2010.8.17 記


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