石の上にも30年
久しぶりに、アマチュアによるフォークソングを中心とした、
アコースティックなライブの演奏会を聞きに行きました。
出演者も兼ねる主催者メンバー、30年以上も前からの知り合いで、
彼らが高校生の頃から、フォークソングブームの中、一緒に
アマチュアとしてステージに上がって遊んでました。
進学して就職して、学生生活の終焉と共にライブ演奏の趣味から
離れていった人たちも多くいらっしゃいますが、本当に音楽が好きだった
方達は仕事に就くようになってからも、ひっそりと続けていたんですよね。
自分もその口かもしれませんが・・・・・・f(^^;) ポリポリ
プロの世界でも、70年代に活躍してその後に解散したグループ、
国内でも海外でも再結成されるパターンが増えてきました。
有名どころでは、サイモン&ガーファンクル、イーグルス、かぐや姫、
チューリップ、甲斐バンド、・・・・・etc、リアルタイムで当時を楽しんだ方も
多いのではないでしょうか。
残念ながらメンバーが他界してしまって、ビートルズをはじめとして
再結成が不可能なバンドもいくつかありますが、アマチュアとはいえ、
昔一緒に演奏したメンバーとの再結成というのも、良いものですよね。
今、生きていられればこその楽しみです。
30年ぶりくらいに、そんな彼らの歌声を聞いて、皆さん、少なくても
当時より上手くなってますね!
やはり長いこと趣味として続けてこられた成果というか進化でしょうか?、
ステージ上での細かい動作ひとつにしても、昔の記憶と比べてずいぶんと
余裕があるように思えます。
まあ、あくまでも素人ですから、プロ並の完成度ってわけにはいきませんが、
無料で楽しめる宴会として、音を楽しむということについて共有の場を
持てるということは、素晴らしいことだと思います。
他に出演されてる方達、ほとんどの方が半世紀生きてきた50歳前後、
いや〜、自分も年を感じますな。(^〜^;)ゞ
しかしながら・・・・・どうしてもアラが目立つ部分もあります。
最近のライブゆえのことではありますが、昔と違って生ギター(あえてこの
表現)の音、マイクで拾うってことはなくて、皆さんシールドケーブルを
差し込んで、ミキサーまで、あるいはギターアンプまでをライン信号で
伝送してます。
ライン信号であっても、トミー・エマニュエルや押尾コータローのように
専属のミキサーが付いていて、それなりのアコースティックサウンドで
聴かせてくれるなら良いのですが、どうしてもピエゾピックアップそのまんまの
ベンベン音、これだけはいただけないですね。(^_^;)
アコースティック・ギターと言いながら,その音はアコースティックではありません。
アルペジオを弾いてるならまだ我慢できまが、コードでガシャンとやられた日には、
とても違和感を伴う嫌な音になってしまいます。(><#)
軽薄短小の現代、携帯電話で音楽を聞くとか・・・・、音の良し悪しについては誰も気にしなく
なってきたんでしょうかねぇ?
それとも脳みそや耳が壊れてきてるのか・・・・?
大人になってから買える様になった高級なアコースティックギター、音が良いから
入手されてると思うんですけど、ピエゾサウンド全開では意味がないっす!
エレキやドラムスが入るバンド編成ならともかく、アコーステックだけの編成なら
なんとかして欲しいところですね。
2010.9.13 記
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