天才ラッキーくん天に帰す?
1996年のお盆に我が家にやってきて、2010年のお彼岸に戻っていったようです。
ホームページの家主紹介にもありますように、丸14年と1ヶ月、
我が家の家主を
勤めてくれました。
9月22日の夜、ニャ〜と鳴く声がいつもと違ってました、目もほとんど開けてない
みたいで歩く姿もヨボヨボしています。
前日からほとんど食べてません、かろうじて水をわずかに飲む程度でした。
ダンボール箱に入って座ったその背中をさわってみると、背骨が浮き出てると感じるほど
痩せてしまってます、全体的にも、まるで子猫に戻ったみたいに小さく見えます。
体温も低いようでネコ特有の暖かさがまったくありません。
手を当てればゴロゴロと言ってくれますが、元気はない状態です。
このまま、ここで逝ってしまうのかと思えるほど衰弱していました。
ダンボール箱の中でクタッとしてたのでそのまま放置しておくと、起き上がって
リビングのイスの上を狙ってます。先日、そこでオシッコをジャーっともらしてしまった
前科があるので、それはちょっとご遠慮いただいて、リビングルームから出して、
彼のテリトリー側である、廊下から2階へ続く室内へ移動してもらいました。
時間を置いて様子を見に行くと、階段をあがったところでうずくまってます。
お亡くなりになってしまったのかと触れてみれば、寝てたようでした。
看取れるものならと、再度、ダンボール箱に入れてリビングに連れてきましたが、
どうしてもイスの上を狙うので、再度お引取りしてもらいました。
結局それが、14歳1ヶ月我が家にいた、天才ラッキーくんを見た最後の機会でした。
ラッキーくんのテリトリーからは、屋外に自由に出られるようになってます。
大雨が降った23日、朝食、夕食と用意しましたが、まったく減ってません。
一段と気温が低くなった24日の朝になっても、その姿は見られません。
家に戻ってきていないんですね、庭に出て名前を読んでも返事もないし・・・・。
上に書いたように、22日の夜の状態から推測すれば容易にわかることですが・・・・
たぶん、もう帰ってくることはないでしょう、帰ってきたくても、その体力があるとは
思えませんもの。
天才ラッキーくん、さよならを言って、家を出ていったんだよね。
長い間、自分や家族を癒してくれて本当にありがとう、心より感謝を込めて、
今、お別れの『さよなら』を告げます。
。・°°・<(T◇T)>・°°・。わぁああああん!
2010.9.24 記
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