情報配信


 損だ徳だというわけではありませんが・・・・・・
お友だちとしてお付き合いしていくなら、お互いにある程度の情報のやりとりを したいものです。片方が一方的に供給するばかりで、相手はただ受けるだけ、 情報発信として何も返してくれないのでは、切磋琢磨な間柄にはになり得ません。
やはり何かしら、自分に持ってないものを教授してもらえるから、 大人としてのお付き合いが存在するわけで、教えるばかり、発信する ばかりの、ノウハウを吸い取られるだけじゃ、お友だちとして交友していく メリットはありませんからね。

 先日、本を読んだら、『人にアウトプットすることも大事』とは、友人の mixi 日記で教えていただきました。

 セミナーを受けても同じです!・・・・・とも。

 確かにそうですね。

 インプットばかりで、何も情報を発信しない人、言葉や単語が頭の中を 通り過ぎてるだけで、わかったつもりになってるんじゃないでしょうか?
あるいは、わかったフリをしてるだけで、本質はまったく理解していないとか?

 おそらく、アウトプットとして情報発信できるレベルになれば、ある程度は 理解してるってことなのでしょうね。

 セミナーも受けてばかりでは同じでしょう、自分の知識や理解として 吸収していなければ、やがては素通りして消えていくただの情報元でしかありません。
一旦は自身の中で消化吸収して、自分の言葉で外に向かって伝えられないようでは、 本質を理解したとは言えないのでしょうね。
本を読むことも、セミナーを受けることも、数多く接することが大事ではありません。
少なくても良いから、その内容を理解して身に付ける、つまりは発信できるように なることが大切なのだと思います。

 日本人的な特質として、集団の中で波風を立てるな、異を唱えるな、 皆が良いと言うものには従え、皆が悪いということはするな!との、暗黙の 了承のようなものが存在しますが、世界がインターネットでつながってる今の時代、 これは意味を成しません。

 世界規模では、相手を思いやり察するという理念は存在しないようです。
こちらが主張したことの3割を理解してもらえれば、良しとされる程度でしょうか。
ひたすら意見を述べて、お互いに歩み寄って、妥協点ともいえる中和を駆け引きで 求めるのが『世界』の流儀です。
これからそこで生き抜くためには、言葉を選び、主張して妥協するすることも 学ばねばなりません。
身近な情報発信は、その第一歩でしょう。
相手の言うことを聞いてるだけで、即座に何も意見を述べず、返信もしなければ、 相手からは『イエス』であり、文句は無いものと取られます。
だからこそ、素早い対応で意見を述べることが求められるのです。
ウィットの効いた冗談を交えて意見交換できるよう、普段から鍛えてなければ ダメですね。
そのためにもまず、自分から何かを発信しましょう。
他の方はそれを聞いて、はじめて貴方の人と成りが理解できる糸口となるのです。
黙っていたんじゃわからんのよ。


2011.2.7 記


< Back   |to Home|   |to Second Impact| Next >