1994年の雑誌


 納戸の中から古いAV雑誌が出てきました。
AVと言っても、アダルトビデオではなくて、ホームシアター・AV機器 (オーディオ・ビジュアル)の専門雑誌、『Hivi』の1994年11月号です。
この雑誌↓、現在でもまだ刊行されてるのですね!

http://www.stereosound.co.jp/hivi/


 日進月歩の世界でもあるビジュアル機器、さすがに1994年、17年前の記事は 古く感じます。
まだDVDが市場に流通する前の雑誌ですので・・・・・
メインとなる映像機器が、3菅式のプロジェクター、ブラウン管方式のアナログ・ハイビジョン テレビ、BS/CSチューナー、レーザーディスク、S−VHSによるテープ録画製品が主体です。
たぶん、はじけたばかりのバブル経済、まだ余韻が残ってる頃でしょうから、取り上げられてる 機器も現在の視点で見ると、非常に高価になってます。32インチのブラウン管方式 アナログ・ハイビジョン・TVで¥550000の定価が着いてますから・・・・。
技術の進歩もありますが、今なら同じハイビジョンでも、デジタル方式で¥100000前後にて 薄型TVが購入できますものね。
もうすでに、NHKではBSハイビジョン放送は終了してますから、たとえそのTVが健在であっても BSハイビジョン放送を観ることはできません。内蔵チューナーも地デジ対応していませんし、 BSだってアナログだけなので、今となっては無料でもいらない長物以外の何物でもありません。

 1994年のAV雑誌、Aの分野で掲載されている製品はまだ使えるものが多々ありますが、 Vの方においては、ソフトを含めてもうゴミでしかないものばかりです。
この雑誌に掲載された頃は、各メーカーにおける、当時の最新鋭かつ最高機種だったので しょうけどね。
これがアダルト・ビデオ雑誌だったらどうだったんでしょ? (゜▽゜)ヾ(-_-;)オイオイ
少なくても、VHSビデオはもうないですな!

 わずか20年弱で、ここまで文明が進むなんて誰も想像できていませんよね?
文明は進歩しても、文化が伴ってるかどうかは別ですけど・・・・・・
1994年の11月ですから、ちょうどウインドウズ95が発売された時期です。
以後はパソコンの時代が始まって、インターネットがつながって、お仕事にもパソコンが 無くてはならないものになって、家庭にまで進出してきました。
2011年の今、携帯式の端末でテレビも見られます。随分と軽薄短小が進みましたよね。
同時に人間も、気骨のある人たちが減って、軽薄短小になっているような気もするの ですが・・・・・・o(>_<)o


2011.5.23 記


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