我不思議系也


 お仕事では電気や油圧回路の設計など、物理t的且つ科学的な理論を 考えながら推し進める理数系な人間であり、道理や思考もけっこう理屈尽くめで 考慮したりしてますが、肝心なところは理論的な判断ではなくて、右脳的に 感覚的な判断をしたりしてる自分です。
なんと申しましょうか、理論や確率で判断してても、わずかな要素で結果が 大きくひっくり返ってしまうこともあって、いくら突き詰めて考えてから判断する ようにしても、無駄でしか無い時って多いんですよね。
そんな時は直感で決めておいて、後から理論的に検証して、その確率が 60%以上であるなら、まず間違いはありません。
理論だけで考えると、エネルギーやものごとの大小がわからなくなってしまうこともしばしば、 確かに影響を及ぼす可能性はゼロではないんだけど、全体として考えれば 誤差の範囲って事象も少なくはありません。言葉として言い換えるなら、 「どうでもいいところに神経質』って感じになるのですかねぇ。
重箱の隅を突付くくらいなら良いのですが、時として、重箱の真中を大きく 残したまま、隅っこだけを突付いてるな場合もございます。

 よく当てはまる例としてオーディオ関連が多いでしょうか?
各機器を結ぶコネクターケーブル類やスピーカーケーブル類、お金を出せば 無制限に豪華な品物に替えていくことは可能ですが、価格に見合った、科学的な 進化があるかどうかはまた別の問題だと思えます。 ブランド志向であれば、自己満足度数は高いかもしれませんけど・・・・・?
自分としてはケーブルにお金を掛けるより、スピーカーのセッティング等をちょっと替えた 方が効果が大きいことを実感してますので、自宅で使ってるスピーカーケーブルなどは 最低限の製品にしています。たぶん、我が家においてはそれで、必用にして十分なのでしょう。
前にも書いたかもしれませんが、バイヤワイヤリング接続なんてのは具の骨頂のような気がします。
出力が片チャンネルあたり2系統以上あるアンプで、それぞれの出力端子から、 スピーカーの入力端子へ、高域用と低域用で別のケーブルにて配線するやり方ですが、 元々のアンプの出力が2系統で回路が独立してるならいざ知らず、アンプの 出力端末が単純に2系統に分かれてるだけの品でしたら、その意味は無いでしょう。
原理的にはスピーカーケーブルが2倍の太さになっただけと、変わらないんじゃないかと 思えます?
スピーカーケーブルが何十メートルもあって、それぞれの周波数によるインピーダンス的な影響が 出てるのならともかく、通常は10メートル以下のスピーカーケーブルを使用されてる方がほとんどですので、 そのような要素はまず考えられないでしょうね。?
おそらく・・・・、スピーカーを置いてある床の強度を上げるとか、スピーカーと床との距離や、 周辺の壁からの距離を替えるなどした方が、はるかに大きく変わってくる事でしょう。
あるいはアンプやプレーヤーなど、オーディオ機器を替えてみるとか・・・・(~-~;)ヾ(-_-;)

2011.7.20 記


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