ぱそこん生活


 我が家にパーソナル・コンピューター、略してパソコンなるものが 導入されたのは1999年の10月16日、それから12年の月日が 経過しました。
そもそも自分も前様も、学校教育の一環としてパソコンに関する 教育というものは、小・中・高校に渡って全く受けておりません。
前様の学年より1つ下から指導要領が改正され、コンピューターに関する 情報教育が導入され始めてるようです。
なのでパソコンに関しては、二人とも全くのど素人であり、自分達より上の 学年にあたる、おじさん、おばさん達においては、お仕事で使う経験がない限り、 パソコンを所有されてることが非常に稀なことでもあります。
たしかに自分の場合においても、30代後半になるまでキーボードなんて触ったことは ありませんからね。(^-^;A

 パソコンが導入されて何が変わったかと思い返してみれば・・・・・

 まず交友範囲が変化しました。それまでは地元中心で、学校が一緒で あったとか、職場の同僚であるとか、何かのクラブやサークル活動で会知り合ったとかの、 特定の地域内において、まず顔を合わせてからの会話から始まっていて、遠方に お住まいの見知らぬ方と友人になるようなことは皆無でしたが、インターネットや 電子メールの普及によって、距離に関係なく友好関係が築けるようになってきました。
まずはネットの掲示板等で同じ趣味についてのやりとりから始まり、親しくなれば メールによる情報交換などで交友が深まって、さらにオフ会に出かけるなどして、 直接顔を会わせるようになれば、初めてお会いしても、まるで何年も前からの知り合いで あるかのように感じてしまい、居住する地域を超えて友人が増えていきました。
当時海外に居住されてて、ネットを通じて友人になった方も多いですね。
最近では地元の同級生達との交友より、パソコンを通じて知り合った方達との 交友の方が、はるかに大きくなっています。(f^^) ボリボリ

 その次に思い当たるのが、調べモノが楽になったことでしょうか?
それまでは文献を求めて図書館へ行って探したり、本屋さんで注文にて 本を購入したりして、『貴重な資料』として収集に苦労していたものが、 インターネット検索により辞書代わりに調べられるようになりました。
ただ注意しなければならないこととして、情報は確かに山のように得られますが、 玉石混合であり、確かな情報であるかどうかは自分でチェックしていくしか ありません。
中にはフィッシング詐欺のような悪意の引っ掛け情報もあり、下手にクリックすると ウイルス感染したり、架空請求が送られて来る危険性も存在します。
また、便利であるからと、『教えてくん』になってしまってもダメですね。
ただ教えてもらっても疑問が増えるだけで覚えませんし、教えてくれる相手に 対しても失礼になってしまいます。まずは自身で調べて、考えて、情報を収集して、 自己責任の範疇でまとめ上げなければならないでしょう。

 それから、買い物が変化しました。
趣味に関するもので、オタク度が高ければ高いほど、都内の専門店にでも 電車に乗って捜しに行かなければ入手できなかったアイテム、ネット通販で 容易に入手できるようになりました。専門的な本など、特に便利になりましたね。
わざわざ本屋さんに出向いて、捜しても見つからなければ注文するわけですが、 本の題名の他に、出版社や著作者なども記載しなければならないこともあって 面倒だったし、注文による手違いや連絡ミスなどもけっこうありました、 さらに発注から2週間待ちで、本が届いたら再度書店まで 引き取りに行く・・・、なんて手間がなくて、在庫さえあればクリック一つで正確に、 早けりゃ翌日に配達されますからね。
探す手間、お店に行く時間と運賃、注文してから入荷するまでの時間と、発注に伴う 中間処理のミスによるトラブルなど、比較すると、かなり軽減されてるのでは ないでしょうか。
電化製品にしても市場での最低流通価格が判りますので、店頭販売にて 単純に高いものは避けるようになりましたし・・・・。

  さだまさしさんの歌で『関白失脚』という作品があって、その歌詞の中で・・・・・
「・・・・テレフォンショッピング、買い物くらい体動かせ〜」ってのがありますけど、 クリック一つでお買い物って、電話してオペレーターからあれこれ聴かれて、 それにお答えして説明するより楽ですからね。
欠点は・・・・便利なのでついつい買いすぎてしまうって事ですかね。あとでクレジットの 請求額を見て真っ青に・・・・・(○_○)!!


2011.10.3 記


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