対応と準備
あの大震災から1年が経過しました。
今後、○○年以内に△△規模の大地震がやってくる確率は◇◇パーセントなどと、どこぞの
地震学者がおっしゃって、それを煽るように広めるマスコミもありますが、
1年前の大地震の発生を、誰一人予知・予告できた方は居りませんので、
『震災は忘れた頃にがやってくる!』と認識していれば良いかと思います。
大切なのは、非常事態に対応できるだけの準備をいかに進めておくかでしょうね。
自宅の場合、長いことLPガスを使用しており、近年になって都市ガスが施設されたので、
そちらに替えた方がコスト的には安くなるのですが、災害発生時には使えなく
なる懸念が脳裏を過ぎり、あえてLPガスのまま使用を続けてました。
1年前にはその予感がピタリと当たったようで、単独設備ゆえに自身で安全装置を
復帰できましたから、地震当日より煮炊きに不自由は無く、近所の団地などでは
都市ガスの復旧が1週間も掛かったところもあって大変だったようですが、我が家は
地震当日から煮炊きは可能でしたし、翌日の電気の復旧と共にすべて普段通りに戻れました。
同じく虫の知らせか、震災の数日前からLED式懐中電灯を購入したり、
ラジオに電池を入れて動作確認してたりと、何があった場合の対応が自然に
進んでおりました。
翌日の土曜日、マイカーに燃料を入れに馴染のガソリンスタンドへ行きましたが、
ちょっと混んでたので後日にしようと、そのまま帰ってしまったことは悔やまれます。
その翌日の日曜日にはガソリンスタンドは営業してなく、馴染ではないお店を
捜して行ってみれば長蛇の列、しかも¥2000分しか給油してくれません。
このときすでに全国的な燃料不足が始まっていたんですね。当初の直感通りに、
馴染のお店で少し待っていれば問題なく給油できてたわけで、自己信頼の
低さに気付かなかったことが、招いた結果のようです。
1年が経過して、あらためて不自由であった内容を思い起こしてみると、
計画停電で電動のコーヒーミルが使えなかったことでしょうか、せっかくLPガスで
お湯が沸かせても、豆が挽けなければ自家焙煎であってもコーヒーは
飲めません。
また、ガスを使ったボイラーも、灯油を使ったヒーター機器も、電気がないと一切
動作できないので、電気に頼らない暖房や温水供給装置も、何かしら考えておかないと、
いけないでしょうね。忘れた頃への対応検討事項としておきましょう。
さて、震災に対する準備も大切ですが、もう一つ大事なこともあります。
今年の誕生日で57歳になる自分、あと3年ちょっとで定年退職になっちゃいます。
以後も嘱託の契約社員として、安い給料ながら勤められれば良いのですが、
このご時世ですから、それが許されない場合はあと3年ちょっとで失業、つまりはクビに
なってしまいます、そうなると年金がもらえるようになるまでの5年間、
何かしらのお仕事を探して、収入源を確保しなければなりません。
収入がなくなった場合、自分ひとりなら粗食に耐えてでも何とかなりますが、
扶養してる家族がいるとなると、そうもいきませんよね・・・・・。
今のうちに買える物は買っておいて、定年後の負担軽減を計りましょう!
コーヒーの豆、焙煎販売ができるようにでも準備しておきましょうか?
設備としてはそれなりにそろってるので、ライブも行える飲食店や音楽喫茶なら、すぐにでも
開業できそうではございますが・・・・f(^^;) ポリポリ
2012.3.12 記
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