てにをは


 言わずと知れた、日本語の基本中の基本であり、小学校で習う 事柄ですが、世の中、これが出来てない御仁が多く実在しています。
しかも、会社組織という上下関係の中において、上位に所属してる者で ありながら、てにをはが正しく仕えない輩、非常に困ったものであります。

 文章や口語として正しく使えてないということは、主語、述語の関係が 明確ではないことになりますが、当然ながら言葉だけでなく、思考や構想の 上でも同様の展開となり得ますので、悲しいかな、上位職として指示を出すも、 内容が明確ではなくて、部下の立場としては、上位職からの指示をもらっても、 何をどうしたら良いのか理解できない状況に陥ります。
これが業務における『混乱』の始まりですね。

 そもそも日本語なのだから、文章で書いてみて、それを自身で読み返せば、 流れの中に違和感が生じるかどうか、容易に判断できるんじゃないかと 思えるのですが、てにをはが使えない輩は、読み返すことすらしない 場合が多いみたいですね、なので誤字、脱字も半端ではありません。
ゆえに、より一層不可解な文章や指示になってしまうのでしょう。

 先日、前様と会話して、新しい職場の上位職の主任さん、てにをはが 正しく使えず、外部に公式に発行する文章が恥ずかしいことになってると申して おりましたが、当方の上位職さまも似たようなものでございまして、 毎日行われる朝礼、日本語になってない言葉の羅列であり、主旨を聞き 取ろうと努力すると、支離滅裂な展開からは要領がまったく得られず、 聞いてるうちに気分が悪くなってしまいます。
表現力、伝達能力は大事ですね。普段から勉強していないと・・・・・。
しかしながら、それぞれの上司さま、すでにアラウンド50ですから、今後の 進歩・進化は期待できそうもありません。
 このコラムで綴ってる文章、書いてみては読み返し、違和感が無くなる ように校正を行ってます。同じ単語や表現が繰り返し出てこないかとか、 修飾や述語の関係がわかりやすくなってるか、誤解を招く可能性のある、 わかりにくい文章表現になってはいないか、努力してるつもりです。
たまに、わざとわかりにくくする場合もございますが・・・(°0°)ヾ(-_-;)オイオイ



2012.10.9 記


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