革新的なのか?


 前様、またまたお仕事を退職しました。
今回は勤務を始めてから半年持たなかったようです。
家族の事は放ったらかしでも、看護士としてのお仕事に 対しては、時間を忘れて熱心に、ワークホリックになるほど 情熱を傾けてやってるんですけど、上司さまや経営者との対人的な 問題でやってられなくなった様子でございます。

 医療業務なので、何かしらのミスがあると施設でお預かり してるお年寄りが死んじゃうから・・・・・、こんなやり方で 事故が起きたりしたら、訴訟を起こされたり、警察が入るからと、 現在の運営の問題点に改善を求めて、あれこれ奮闘していましたが、 先が読めない、保守的で変化を嫌う危機感のない連中からは、 どうしても嫌われるようです。

 家ではツーカーで話が通るし、欲しい品物は即行動に移して 入手したり作成してもらえるのに、職場ではさっぱり話が通らなくて、 業務上必要な医療器具などは、安価な製品でも入手するにあたって 上司さま達の説得が非常に大変だ!・・・・と申しておりましたが。
先日も、湿度が低い乾燥した状態なので、風邪やインフルエンザの 予防策として「加湿機を購入してください!」と経営者のトップに お願いしたら。「俺は加湿機は嫌いだ!」の一言で却下されたとか。 (-_-;)
「湿度計の表示を見せて、室内の湿度を上げてくださいってお願いすれば?」 とアドバイスしたところ、温度計、湿度計も職場の中には無い!・・・・と。
『ダメだ、こりゃ!』の世界ですな。

 直属の上司さまも、文章を書かせれば『てにをは』が正しく使えない 様子で、医療用のマニュアルなどの書類を本人苦労して作成しては、 内容のチェックを部下たちに求めてくるのですが、日本語として読んで 理解できる文章構成にはなってないとか・・・。
校正というより、ほとんど書き直しになってしまって、そこまで 修正されると高いプライドが傷つけられるのか、皮肉も言われたりする そうですが、嘱託医に最終の内容確認をお願いするにあたり、 日本語として正しく書かれていて、読んだ人が理解して対応できる マニュアルに仕上なければならず、苦労が絶えないそうな。

 そんな日々が続く中、理不尽な内容で上司さまとモメたところ、 前様だけが悪者扱いでトップから叱られる状況が発生して、我慢が ならず退職届を叩きつけて帰ってきたそうな。

 どうも私共は、執着やこだわりが少ないのか、悪いとか、まずいとか 判断したら、理論的に検討した上でさっさと行動して、経験値から 修正や改善を施すのが好きなようで、何もやらないで予測通りのトラブル 発生は我慢がならず、さっさと対応してみて、それで失敗してしまった方が マシだと考えてるようです。
事なかれ主義や、出る杭は打たれるから出るなとか、みんなが良いって 事は一緒にやって、みんなが悪いって事はやってはいけない・・・なんて 常々考えてる皆様から見れば、完全に異端児ですな!
出る杭も、出過ぎてしまえば無視される・・・・って、そこまで 成長するのも大変ですけどね。v(^o^ )


2013.1.22 記


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