浦島太郎的回転寿司


 ホワイトデーのお返しも兼ねて、長女を連れて外食へ出かけること になり、彼女のリクエストで回転寿司に行きましたが、実に久しぶりに 訪れた最近のお店、浦島太郎的に驚くことばかりでした。

 お出かけしたのが日曜日のお昼時ということもあって、混雑してて 空席待ち状態でしたが、その待ち方からして昔とは違うんですね。
昔は受付のノートに名前を書いて、名前を呼ばれるまで待ったものですが、 流石に現在はIT化されててタッチパネルです、受付の画面をタッチ した後に人数等を入力すると、番号を打ったレシートが出てきます。 それが自分の受付番号になるんですね、さらに、何組待ちであるかとか、 おおよその待ち時間までパネルには表示されてます、進歩したもんだ!

 待つこと15分、席に案内されると、クルクル回って行くお皿の傍ら、 眼の前に座席の番号が表示されたタッチパネルがあって、注文する 場合はそこで選んで入力して、注文品が流れて来るのを待つんですね。
そういえば昔の回転寿司って、クルクルお皿が回っている内側に 寿司職人さん達が何人か居て、握ってはターンテーブルの上にお皿を 置いて行ったり、お客さんからの注文を声で聴いてリクエストに応じて 作って持って来たりしてましたが、そんな寿司職人さんの姿は見当たり ません。
ターンテーブルが調理室から出たり入ったりしてて、そこで寿司を握ってる だけなんですね、外気と遮断されてるから衛生的でしょう!
おかげさまで、昔みたいに大きな声で「中トロくださ〜い」って叫ばなくても 注文できますし、低い声ゆえに通りが悪くて、注文しても無視されること もありません、たぶん、注文を受ける側も受注ミスが解消されてるので しょうね。
そして、そんな注文品がどんな形で流れて来るか・・・・?
どうやって注文品とわかるか観察してたら、ターンテーブルの上に、直接 お皿が置かれて流れてる寿司は、誰が取っても良い汎用品?ですが、 注文品の場合、鉢受みたいな形状のお皿が置かれて、その上にお寿司が 皿ごと上乗せされてるんですね。
鉢受には自分の注文したタッチパネルの指定色が記載されていて、 その色の鉢受が回ってきたら自分の注文だってわかる仕組みになって ました。さらに、オーダー品が近づいてくると、流石は今時、 「注文した品が来ます」と事前に音声で教えてくれます。
う〜む・・・・・、よくできたシステムだ〜!

これなら大人数でボックス席に座っても、各位が好きなように オーダーさえすれば、昔みたいに品によって注文が抜けたり、変に待たされ たりせずに全部正確に出てきますから、大人数で行っても不快になる 人もなく、安心して好きなものだけ食べられますよね。
しかも、昔は皿によって価格が¥105、¥210、¥315と分かれて いたのが、基本的に全一皿¥105に統一されてて、高いネタの場合は 2貫ペアーではなくて1貫だけ、なので高いものを少しだけってのも 可能です。見事な企業努力ですわん。

 親子3人で腹いっぱい寿司を食べて、¥3000でおつりが来たってのも 何よりも嬉しいです。
昔のアナログ人間には驚くことばかり、最近の回転寿司、凄い!!!
(゜O゜) ヾ(-_-;) オイオイ、タダノジダイオクレヤ


2013.4.1 記


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