オーディオ関連のイベント


 毎年秋になると、表題のいろいろなショウや展示会が開催されます。
昨日も都内の某所でオーディオ・ホームシアター展なるイベントが 開催されてたので、後学のために見物に行ってみました。
ゆりかもめの駅から会場までの徒歩で3分程度ですが、生憎の雨天で 風も強くて、傘を差していてもびっしょりになってしまいました。
なお・・・、駅の階段を下りて行くときに、老眼鏡をかけたままでした ので遠近感が狂って、最後の1段を踏み外してコケたのはナイショです。
まさに濡れたりコケたり・・・・・(゜O゜)☆\(^^;)

 オーディオ・ホームシアター展という名目でしたが、著名な大手 メーカーはわずかしか出店されておらず、コアな方々の間では有名なの かもしれませんが、自分が聞いたことのないメーカーさんばかりでした。
内容もヘッドホンやPCオーディオが中心で、オーディオっぽい 展示ってのは数社しかなかったように思われます。
個人的にはゆっくりと聴かせてもらいたいのですが、ほとんどの ブースがスケジュールを組み、事前に整理券を発行しての視聴でしたので、 会場に長時間滞在してないとチェックすることはできません。
スケジュールに合わせての講演やプログラムを鑑賞しようにも、 ほとんどの方達が柔軟仕上げ剤臭くて、そんな皆様と密閉された 室内に人口密度が高い状態で押しこめられますので、たまったものでは ありません。
駆け足で各ブースを覗いて、必要があれば資料を集めて来るくらいです かねぇ?。一眼レフのデジカメも持参しましたが、撮影したくなるような ブツも少ないしで、トータルで10枚も撮っていませんでした。

 とりあえずの収穫としては、業界全体がPCオーディオに向かって 進行してる感じが受けてとれました。大衆向けはヘッドホンであり、 大型スピーカーなんてのはもってのほか、スピーカーから聴くに しても、2ウェイ程度の小型コンパクトスピーカーで、盛大に 鳴らすのが主流になりつつあるようです。

 1セットで7桁の価格になるとの小型スピーカを扱うブースから、 聴きなれたイーグルスの『ホテル・カリフォルニア』のアンプラグド バージョンが聴こえてきたので、中に入ってしばらく試聴。
自宅のシステムで散々聴いてる音楽ですので、違いがよくわかります。
最初にドン・フェルダーのガットギターによるソロから始まり、 太鼓のようなパーカッションが絡まってくるのですが、我が家で 聴きなれたそれと違い、低音が全く響いてきません。
ずいぶんと小さいパーカッションにすり替えられたみたいな感じ です。
NHKのブースでは22.2チャンネルで『トッカータとフーガ』を 聴きましたが、昔、TEACのブースでウエストミンスターにて 試聴した時とは違って、地を這うような迫力も脳天を突き抜けるような 感動もありませんでした。
ご立派な機材は揃えてあったのですが・・・・・、自宅に戻ってからは、 リヒターの輸入盤LPで、聴き直して再確認です。
1階と2階での展示以外に18階にも出店があって、SONYや パイオニア、JVCケンウッドなどの大手ブランド名があったので エレベーターで昇ってみましたが、SONYはスケジュールされた プログラムに長蛇の列でしたのあきらめて、誰も居ないパイオニアの ブースを散策、その後にJVCケンウッドで小型のスピーカーを 聴いてきました。
ハープシコードくらいなら良いけど、やはりオーケストラでは 無理がある感じですかね。

 さて、次は11月の2013東京インターナショナル・オーディオ・ ショウですが、どうなることやら?
混雑してると化学物質攻撃にさらされるので、滞在できる 時間もより短くなり、カラータイマーが消えてしまう前にカタログ 集めしかできませぬ。
ある意味、冒険者でもあります。


2013.10.21 記


< Back   |to Home|   |to Second Impact| Next >