風邪の予防には


 『風邪に効く薬というものは存在しなくて、自己の免疫力を高める のが一番!』なんてパンフレットが社内報で回覧されてて、その内容 として免疫力を維持する方法があれこれ記載されてますが・・・・・・

 自分が読む限り、一番効率が良くて効果のある、もっとも肝心な内容は記載 されておりませぬ。

 それは・・・・、普段から、気化する化学物質を吸い込まない事!
柔軟仕上げ剤臭、防虫剤臭、合成香料なんてのはもってほか、自身の衣類から 合成化学物質を気化させてて、それを常時吸い込んでるわけですから、免疫力が その解毒で使われちゃって風邪症状を起こしやすくなります。
昨年も勤務する職場内において、インフルエンザでダウンした輩は、そんな 臭い方ばかりという、極めて私的な統計もございます。

 どんどん防虫でどんどん病中、気化した空気で虫が死ぬわけですから、 同じ成分を吸い込んだ場合、人は死なないまでも細胞や神経系統への 影響が無いはずはありませぬ。
防虫剤を多用すれば、たしかに衣類は虫から守れますが、自身が 病気になる傾向も増大します、特に最近の防虫剤は、柔軟仕上げ剤の 臭気・・・・香りとは言えない・・・・が付加されてますからね。
とにかく、合成洗剤の類は止める事!・・・・これが免疫力のアップに大きく 貢献します。


 それから、田舎暮らしにおいて個人的にどうにも予防できない 田畑における『野焼き』の煙被害。
今年は、いつもの年よりは少なくなってるようにも感じられます。
野焼きをしていない農家さんのお話によれば、もし野焼きを見かけたら、 遠慮なくどんどん通報しちゃってくださいとのことです。
個人では各地方の禁止条例に該当してても、業務としての農業では黙認 されてる野焼きですが、消防署としては火事の危険性が高いのでお勧めは できず、もし通報があれば現場に行き指導を行ってるそうな。
若い農家さんは野焼きの有害性を承知しいてるので燃やしませんが、 そんな認識のないお年寄りの農家さん、相も変わらず燃やしてるようで、 消防から指導が入ることによりやっと止めるようになるそうです。
なので、もし見かけたら通報しませう!

 農薬を掛けられ化学肥料で育てられた稲や麦、収穫が終わり麦わらと なっても、当然ながらその茎の内部には育成時に与えられた成分等が 蓄積されてます。
それを屋外にて、不完全燃焼ともいえる低温度で野焼きされる訳ですから、 煙と一緒に有害な物質の揮発も当然であります。
自然界には存在しないダイオキシンだって、野焼きで出て来るのは 不思議ではありません。
火事なら、煙に巻かれて亡くなるってパターンも多いのです、建材が 燃えた場合と、農薬を掛けられて育った藁が不完全に燃えた場合での 煙、どちらが危険であるかは五十歩百歩としか思えません。


2013.11.15 記


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