老害


 先日の日曜日の出来事、中学3年で受験生でもある息子どんを 9時半に学習塾まで送り届けた後に、帰宅後はコーヒー豆の焙煎 準備(豆のハンドピックなどを済ませて、区分けしておく)を行い、 近所のスーパーに食料品のトレイを捨てに行くついでに買い物して、 家族の昼食を用意、その後に息子どんを迎えに行って、午後1時 ころから焙煎を始めて3時頃には終わらせ、夕方にはビールでも 飲んでのんびり・・・・と能天気に計画していたのですが。

 またもや91歳のクソ爺に、見事ににぶち壊されました。

 塾の送迎から帰宅した途端に前様から、「おじいちゃんが体調が 悪いから救急車を呼んでくれと大騒ぎしてたけど、2階から自力で 階段を下りて来られるだけの元気があったので、救急車じゃなくて、 パジャマから着替えて休日診療へ連れて行ってもらいなさいよって 話したら、また2Fに上がっちゃって、降りて来ないよ」と・・・・。

 様子を見に、2Fのクソ爺の部屋に行ったら、ふてくされて布団に 入って寝てました。
放っておきたい心情ですが、体調が悪いと訴えてる以上、法規上それも できず・・・、 とりあえずたたき起こして、「着替えたら病院に連れて 行くから」と告げたら、「着替えなきゃいけないのか!」と文句を タラタラでしたが、却下して、降りてくるのを待ってました。

 待たされること15分、再度、自力で階下へ降りてきたので、 医師会が運営してる休日診療の施設へ連れていきます。
息子どんを東の塾へ運んだ次は、クソ爺へ西の病院へ連続の運搬です。

 診療所に到着して受付へ、体温計と問診票を書くように渡されたので、 本人に問合せて確認しながら書いていたのですが・・・・
病状のところで、熱は平熱、動悸があるわけでもないし、呼吸が苦しい わけでもない、気分が悪いってこともなくて、痛いところがあるのかと 尋ねたら、大腿部って・・・・・

 おい、大腿部って脚やん、それだけで救急車かよ、しかも歩けるのに!

 もちろん、ぶつけたり転んだりしたわけでもなくて、太り過ぎで 体重が80kgを超えてるクソ爺、91歳の高齢で筋力も弱ってます から、足に来てても当然です。

 この時点で眩暈がしましたが・・・・

 周囲には、うなりながら待ってる年寄りや子供が多い中、シャキっと して座って待ってるクソ爺、たしかにどこかが悪い様には見えません、 やがて看護士さんが名前を呼びながらやってきて、「痛いところで 大腿部って書いてあるのですが、当休日診療所では整形外科は診られ ないのですが・・・」と。

 「認知症が入ってるので、体調が悪いから救急車を呼べと大騒ぎ してます、それなりに診て下さい」と耳打ちしてしまいました。
自力で2階まで登ったり降りたり出来てるし、立って歩けるので、 整形外科的にも大きな問題は考えられませぬ。

 結果として、休日診療の医療機関で約2時間待って、10分ほど 診察医と話をして、薬も出されずに診察料¥520で帰ってきました。
救急性は無い旨、医者から伝えてもらいましたが、耳が遠くて ほとんど聞こえていない様子。診察を終えて戻ったら12時です。

 その後はすぐに息子どんのお迎えタイムでございます。

 スーパーにも行けなかったので 昼食も用意できず・・・・佐野 ラーメンを食べに出かけました。

 予定より遅れること2時間30分、コーヒー豆の焙煎を開始しました、 前様のお手製ハンドクリームの発送の都合で、コーヒー豆を同梱する ところもあって、トータルでは9回、約1.8Kgの焙煎です。

 焙煎のお仕事が終了したのは18時、すでに夕食を作り始めなければ 成らない時間になっちゃいました。ビールでひと息どころか、 まったく休みのない休日で終わる、主夫業務でございます。

 まったくをもって、クソ爺!!! ・・・・・ですな。


2014.1.20 記


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