ストレート・フラッシュ?


 ビートルズの最新リマスター、モノラルLPボックスが届きました。


 USAから到着した直後のダンボール梱包状態です。




 ダンボールを開けて中身を出すとこんな具合。




 発砲の保護材を外すと、モノラル盤を示す白いケースが現れます。




 外側のスリーブを抜いて蓋を開けると・・・・、スポンジのクション材、
乾燥剤、メインであるレコードとハードカバー・ブックレットが入って ます。




 初期の10枚のアルバムと、シングル盤をかき集めたパスト・マスターズの
モノラル・LPバージョンである、モノ・マスターズの3枚組を含めて、
合計14枚のLPレコードボックスとなってます。




 以下、日本の売り手側の宣伝文句を引用すると・・・・


【完全初回生産限定商品】 ← ホントか?

THE BEATLES GET BACK TO MONO! ザ・ビートルズがMONOに回帰
11作品の180G LPとハードカバー本を同梱した14枚組の限定ボックス 『ザ・ビートルズ MONO LP BOX』

2009年にリリースされたCD版『THE BEATLES MONO BOX』がデジタル・ リマスターから作られていたのと対照的に、今回のレコードはデジタル・ テクノロジーを一切用いずに、1960年代と同じ手順を用いてレコードを カッティングしているのが特徴。

ステレオのアナログ盤ボックスセットは2012年に発売されましたが、 その時は2009年のデジタルリマスター音源を元にしていました。 同じ趣旨のモノラル版LPは2012年当時既に準備完了していて2013年 発売予定と案内されていましたが、結局それはリリースされないまま 新たにアナログのマスターテープからリマスターしての発売となりました。 2012年のステレオLPボックスセットは音質や盤質に批判が多かったため 方針転換したようです。今回は全てドイツで生産されます。
・180グラム重量盤
・アナログ・マスター・テープからのダイレクト・アナログ・リマスター @ABBEY ROAD
・108ページ・ハードカバー・ブックレット付属

・2014年9月10日(水) ※英国発売2014年9月8日(月)
・11作品14枚組BOX SET

「 モノラルで聴いてこそ、あなたは本当に『サージェント・ペパー』を 聴いたことになる」~ジョージ・マーティン~ (ビートルズ・プロデューサー)

「 真のビートルズ・ファンならば、是非とも「サージェント・ペパー」と 「リボルバー」の MONO・ヴァージョンを入手するべきだろう。 ステレオ・ミックスとは 比べ物にならないほどの時間と労力が MONOミックスには投入されているからだ。」~ジェフ・エメリック~ (ビートルズ・エンジニア)

不思議だが、ビートルズはステレオ盤で聴くと「クラッシック」になり、 モノラル盤で聴くと「パンク」になる。当時「不良が聴く音楽」と言われて いた意味が初めて解る。吉井和哉

ビートルズも「プリーズ・プリーズ・ミー」から「ホワイト・アルバム」 までMONO MIXを重視してレコードを製作していた。
MONO BOXはオリジナルのMONOマスターをリマスターしたものでMONO盤 ならではの分厚く迫力ある音が楽しめる。
またSTEREOとは明らかにMIX違いのはっきりわかる曲が数多く存在し 、MONOではSTEREOとは全く別のビートルズを聴くことができる。


↑ですって!


2009年にリリースされたCD版、ステレオもモノラルも入手してますし、 2012年に発売されたLPボックスもありますので、これでリマスター 版は4種類完全制覇でございます。

 さらに、1986年に来日20周年記念とかで発売された日本盤の モノラルLPも全部帯付のまま所有してますので、5系統でロイヤル・ ストレート・フラッシュになるのでしょうか!(゜O゜) ヾ(-_-;) ナンカ チガウゾ!

 前回、ステレオ盤を入手して早速聴いてみたところ、音は良いカモ しれないけど、初期のアルバムでの左側にボーカル、右側に楽器演奏って とても違和感があって音楽として楽しめません。
普段ビートルズを聴くときはモノラルLPからが多いので、耳がそれに 馴染んじゃってますから、余計に変に感じるのでしょうね。
しかしながら、86年のモノラルLP、サージャントの音質は何かとても 悲惨で、USAに行った時にスーパーで買ってきたリバティ・レーベルの ステレオ盤、その足元にも及びません。
今回のモノラルLP、昔のマスターテープから新たにリマスターされて 作られたという事なので、とてもとても楽しみであります。
また、いろいろとビートルズを聴き比べる会でも開催してみますかねぇ


2014.9.11 記


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