賛成の反対なのだ


 会員になってるSNSに動画がアップされてて、紹介者がその動画に 対する賛同意見を書きこんでたけど、物理的に疑問を感じたので反対意見を 正直に書きこんだら、友人を切られた上に出入り禁止にされた。

「喧嘩売ってるんですか?」
「だからおかしいよねって言っている場所です!!
おかしいって事を前提に話してます!!
真剣な気持ちで考えています。
同調できないのであればコメントは控えてください。
嘘か本当かを争いたくて投稿しているわけではなく、否定的な意見を 受け入れるつもりもないので…。申し訳ありません。」


 このように賛同だけを求める方って、けっこう多いですよね。
賛同しなけりゃ友人じゃないし、それまでのいっさいの関わりを 一方的に断ち切るって、なんか変じゃないですか?。


 何事においても100%の賛成はありえません。かならず反対意見も あるものです。それを許せないから切ってるんじゃ、大局的には 国交断絶か戦争になっちゃう訳で・・・・・。
絶対君主の独裁国家じゃなければ、100%の賛同を求めることは NGなのであります。
反対意見を聴けて、考え方の違いを理解できて、相手を許容できてこそ 人と人はつながっていられると思うのですけどね〜。
賛同しかしないなら、それはご機嫌伺いのイエスマンです。
ドクターXの「御意!」と同じで、「賛成」、「賛成」って言われてると 気持ち良いんでしょうか。
感情を抜きにした冷静な反対意見は、とても大事であると思ってますし、 ましてや物理に対する考え方なら、理論上からも尚更ですよ。

 意見は違っても、その違いを許容できなければ、聴く耳持たずと 同じであり、さらに考え方の違いまで理解どころか拒否するなら、 イスラム国の連中が、同じイスラム教さえ背信行為で惨殺してるのと 同等であると言っても良いのでしょう。
我が家の家訓は『信じるものは騙される』
自分で納得がいく道理が見いだせない限り、他所から紹介されたモノを、 無条件で素直に信じることはあり得ません。


2014.10.7 記


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