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スプリンター　平成７

　１９９５年に新車で購入したトヨタのスプリンター、１１月７日に車検が切れるので廃車する予定です。
脚の骨を折って入院した時の保険料で購入して１９年、昨年タントカスタムに乗り替えたので、現在は娘どんが下駄代わりに乗ってますが、屋根やボンネットの塗装も剥げてきてますし、モールなどのゴム類の経年劣化も相当なものです。
エンジンルーム内のラジエターホースとか、パッキン類ももう限界に近いでしょうね。足回りのゴムブーツも破れて昨年交換してますし・・・、エンジンだけ丈夫でも、ボディを含めて機械的構造物全体が寿命に達してるような気がしますので、もう車検を取らずに廃車した方が無難でしょう。風呂には温度、ものには限度ですな。
走行距離は１２万キロメーター弱で、年に１万キロは走っておりません、おおよそ６０００キロ位でした。一番遠くに行ったのが長野で、普段は通勤と買い物くらい、通院で月に１度くらい前橋まで往復してた時もありますけど、それでも１回で８０キロですからね。
燃費はだいたいリッター当りで１１キロくらい、夏場の良い時で１２～１３キロ、冬場は１０キロを切ることもありましたが、高速だけを走ってれば１６キロくらいまで伸ばしてくれました。
その前のレオーネが通常で季節により８～１キロ、神戸まで遠出しても１４キロが最高でしたから、排気量が１００ｃｃ多いオートマ車の割には、トータルで進化した乗り心地の良い車だったと思います。
比較すると今どきの軽自動車、乗り心地に大差なく、むしろ室内が広いので荷物も積めて、冬場でもリッター１６キロは、ガソリンが高騰してる今時には凄く助かります。
スプリンターを購入する時に、車屋の親父に、「豪華なカーオーディオを付けますか？」と問われて、「要らない、ラジオだけ有れば十分です」と返答したら驚いた様子でしたが、追加でカーコンポを付けることもなく、カーナビもＥＴＣも無くで、窓の開閉も手動、ドアロックも個別で当然リモコンも無しの、すべてが手動での操作でしたから、昨年、ブレーキランプが点灯しっぱなしになるというトラブルを起こすまで、１８年間も故障知らずで過ごせたのかもしれませんけど、さすがにその故障原因が経年劣化によるものであるとハッキリ理解できるのと、屋根の塗装の傷み具合が進んでいく様子、限界を感じて買い替えとなったのでありました。
その時点で車検が丸一年残ってたので、娘どんに尋ねたら、車検切れまで乗り回すという事で預けてあり、自分で簡易型のナビを装着してあちこちにお出かけしたりしてますが、さすがにもう車検を取るとは言わないでしょう。
息子どんが生まれる３年も前から乗り続けてきた初めての４ドアセダン、長い間、お疲れ様でした、そして無事故、無違反をありがとうです。

　比較すると買い替えたタントカスタム、ほとんどフル装備で電気・電子機器だらけですからね、１９年はもちそうにありません。
また、スプリンターと同時期に同じく入院の保険金で購入したスピーカー、ＴＡＮＮＯＹのＳＴＩＲＬＩＮＧと、ＱＵＡＤのパワーアンプ、こちらはまだまだ元気です。ＱＵＡＤのアンプは修理で苦労はしましたが・・・、オーディオ機器には車検はないし、故障しない限り年間維持費が無いので、購入価格は高くても、長年使えれば結果として安いものですね。
って、なんか違う？

２０１４．１０．２９　記

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