あしたのために、その3・・・か?


 梶原一騎氏、ちばてつや氏の傑作、『あしたのジョー』に出て来る 有名な言葉でありますが・・・・・。
残されたサラリーマン生活が長くてもあと5年と迫った我が身、 その後をどう生きるかを考えねばなりません。
もともとライブを開いたりして、人を集められるように改装した 我が家でもあるので、音楽喫茶やライブハウスを開業するに当たって は、設備投資等に掛ける手間は少ないハズですが、老後の道楽で 飲食業を始めると仮定した場合、メインのドリンクメニューとして コーヒーは絶対に欠かせない存在であり、 これまでの経緯からも、業者から焼いてある豆を買って・・・・は あり得ません。
当然のごとく、自家焙煎したコーヒー豆を使う事になるでしょうけど、 現在の焙煎方法、焙烙による手網焙煎では、体力的にも物理量的にも 業務上では不可であります。一人でチマチマと掛かり切りで、ガス コンロに向き合って焙煎してたんじゃ、道楽程度で良い商売と 言えど、絶対に必要量に間に合いません。
年齢的にも還暦を超えるわけですから、いつまでも重たい焙烙を コンスタントに職人技で振っていられるかも分かったものじゃ ないし、現に腕の具合が悪い時は苦痛にもなる焙煎業務、省力化も 是非に必要であると思えます。
そんなこんなで焙煎器具の導入がネックにもなってたわけですが、 2年ほど前、友人がその場でコーヒー豆を焙煎して販売するという 商売を始め、そこで使ってる簡易的な小型焙煎機、非常に具合が良く 思えました。
業務用の大型コーヒーロースターの場合、それだけで場所を占有して しまいますし、価格も自動車一台分はしますから、おいそれと購入 出来るものではありません、比較すると、1回で焼ける分量は 最大でも500gと少な目ですが、価格も安いですし、場所も 取らずに済みます。しかも直火型・・・正確には遠赤外線方式・・・で、 豆を焼くに当たっても全自動ではなく、勘どころが必要とされるところに 魅力を感じますね。
実際にそのロースターで焙煎した豆、美味しいし、味の判るお客さん にはとても評判が良いのであります。
縁あってお店のプレ・オープンに駆け付けた時に、開店時の応援で フランチャイズ契約先の社長さんが居り、前様が何気なく交渉したところ、 お店経由で焙煎機を売ってくれるとのご返事をもらえました。
これで夏場の焙煎が楽になるかなと喜んだものであります。

 交渉から約半年後、夏を前にしたボーナスシーズンとなったので、 打診して見積もりをもらい、発注まで掛けましたが、フランチャイズの 経営方針からやはりNGという、社長の上の会長判断で購入出来ません でした。(T△T) そんなぁ…




 それから1年近く過ぎた今頃、何気なくネットで検索を掛けたら、 購入しようと思ってた焙煎機と近いものが市販されてるじゃありま せんか!
youtubeにビデオ映像もあって動作具合も良く解り、焙煎能力としては 購入しようと考えてたものとほぼ同等、取扱い上では、焙煎が終了した 豆を取り出す時だけ、ちょっと手間が掛かるかな・・・・って感じ ですが、自家用で使用する分には問題はなさそうです。場合によっては 自分で改造を施しても良いしぃ〜・・・・・。
う〜みゅ・・・・・と考えてたら隣で前様が、「買えば〜・・・!」 って。
という事で、ポチっとしておきました。予定通りなら今週末に 到着しますが、あしたのために・・・・・なるのかな?


2015.3.17 記


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