覆水盆に返らず


 起きてしまったことは、その時点でもう、どうしようもなく、 後悔しようが反省しようが絶対に覆りません。
しかしながら、取り返しがつくようにフォローすることは出来る わけですね。
なので、何が起きようとも、その場で落ち込んだりパニックになったり せずに、まず次の一手を考えるようにしてます。
だから・・・関連があるかどうかはわかりませんが、最近の風潮である 「誰が責任を取るんだ!」という言動は嫌いであります。
そもそも責任て何なのよ!?
事故等を起こしてしまって他人を傷つけてしまった場合には、それこそ 粛々と法に従って処罰を受ければ良いのです。「誠意を見せろ」なんて 言葉もありますが、言い替えれば「もっと金をよこせ!」であったり しますよね。
「責任」「責任」と言う輩に限って、責任を取ったことは無いし!

 よって、起きてしまったことにグダグダと文句を言い続けたり、言い訳を 延々とされるのも大っ嫌いであります。うっかりやってしまったのなら 「ごめんなさい」の一言でOKですから。
なかには要るでしょ、「そんな事だから・・・・」とか、「日ごろから ああだこうだ・・・」って、あれこれと関連付けてまで文句を言い 続ける輩、そんところほじくり返してないで、次に進みなさいよ!
それから、言い訳をする人ってのは、基本的に責任逃れしたいんですよね。 私は悪くないけど、こうなってしまったと、あれこれと思いつく限りの 言い訳を捜して口から出して来るのです。
そんなもの考えてるヒマが有ったら、どうしたらリカバリー出来るか まず考えなさい、そして行動しなさい!・・・って言いたいです。

 自身、けっこうドライに切り替えが出来るので、躁鬱にはならない タイプでせうな。違う立場の方から見れば、冷たい奴に見えてるかも しれません。よく前様が、冷たいんだから・・・・って言ってますし。
気持ちだけではどうにもならない事って、法的、あるいは物性的に 処理するしかないですよね、キッパリ!


 最近の傾向として、SNSやツイッターなどで、著名人がうっかり コメントしたことから炎上する場合も多いようですが、なんで皆さま、 そこまで揚げ足取りに夢中なんでしょうね?
基本的に人間は聖人君子ではなくて、煩悩の塊であったりします。
うっかり本音を吐いちゃうことだってあるでしょう。それを寛容する 余裕が無いと、結局は争いごとだらけになってしまいますから、 起きてしまったことはもうあきらめて、次をどうするかを考える ようになって欲しいものであります。
いつまでもクレームつけてるんじゃねえよ!・・・って、韓国にも 言えますな。
謝罪しろと言われても、自分が生まれる前の出来事、どうにも できません。そんな遠い昔の確執よりも、明日や未来の展開を考えて欲しい ものであります。


2015.5.19 記


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