老兵は・・・


 2015年の11月末を持ちまして、33年と7ケ月務めた会社、 定年退職となりました、要は年齢制限ですな。
昔なら、「長年の勤続、ご苦労様でした、これからは年金生活ですね!」 と職場の仲間から花束でも渡されて、手を振って見送られたのでしょう けど、今の時代、そうたやすく隠居生活には突入させてくれません。
収入が無くなると貧困生活が待ってますから、可能な限りは働かないと!
翌日の12月1日から定年退職後の再雇用契約社員として、前日からの 講師業務を継続しながらの出社となっております。
いったいどこが変わったんだろ? わかっているのは給料が約半分に なったことと、役職が消え去った事・・・・って、もともと肩書が無い に等しい勤続状況でしたので、お仕事をしていく上では何も変わりはなく、 役職名で呼ぶ職場ではなくて、「さん」付けが会社の方針でしたから、 それまでと何一つ変わらない定年退職後の再雇用勤務であります。
同じ部署に努めて、業務内容もそのまま継続なので、会社側から見れば 単なるコストダウンですかねぇ。




老兵は捨てられず、ただ安く使われるのみ!




 勤務先、人事関連の業務はアウトソーシングで外部の別会社が請け負って おりますので、定年退職とその後の再雇用に関する事務処理が結構面倒くさ かったりします、書き方のマニュアルと一緒に書類が山のように送られて 来て、マニュアルを見ながら書類を記載して、同封した封筒に自分で切手を 張って返送せよと・・・・、なんとも温かみのない、無機質な感じでした。
普段から事務処理なんて全く行っていませんから、手書きで記載する だけでも面倒を感じますし、途中でどう判断したら良いのか、迷う部分も 多々あります。昔なら、書類を持って人事担当部署所へ行って質問したり、 アドバイスをもらったりできましたが、外部の会社、しかも都内では おいそれと出かけて行く事もできません。電話をするにも、まったく会った 事もなく顔も知らない方たちですから、気軽な気持ちにはなれず、躊躇して しまいます。
やはり事務処理ってのは、その業務に手慣れた事務屋さんにやって もらって、当事者から聞き取りで内容を記載して進め、最終的には本人の サインと判子だけで終わるようにして欲しいものですよね。
しかも・・・・11月30日までログインできた自分のPC画面、12月 1日から社員番号が変わってログインできなくなり、以後はその新しい 社員番号で、新しいログイン画面を開くようになると・・・・、 オーバーラップ期間がゼロであります!
同じPCを使っていながら、セキュリティ上、別のユーザーフォルダは 開けないシステムになっていますので、なんとも不便です。共有で ファイル交換をする場所を利用して、自分用データーの移行はできたつもり でしたが、うっかりメールシステムの中の個人用のメールアドレスを 移すのを忘れてました、・・・って勤務先のメールシステムでは、ウインドウズ でのメールシステムのように、メルアドのインポートやエクスポートはできないん ですけどね。
いやはや・・・情に冷たい会社のシステムであります。


 再雇用期間は毎年契約更新で最長でも5年、その後はどうしましょ?
ライブ&オーディオの音楽喫茶店でも始めませうかねぇ。


2015.12.2 記


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