到達か!?


 ディズニー・ランドと同じく永遠に完成することのないのが、オーディオ ・システムの構築というものなのかもしれませんが、我が家においての オーディオ機器の導入、定年を迎えた今、以後の収入から考慮しても、 宝くじでも当たらなきゃスーパーマニア的なものは購入できるハズはなく、 長い間、微々たる自己資金にて調達してきた現在の機器構成において、 音質、パワー、使い易さや所有感など、 自身の満足度を十分に満たすものに至ったと感じますので、とりあえずは 完成したと言ってもいいのかな・・・・・と?
オーディオだ!のコーナーであれこれ紹介してますが、オーディオマニアと いう視点から判断してみると、中の下くらいだったシステムが、最近になって ちょっと向上して、中の中〜上ぐらいまで格上げされたんじゃないかとの 自己満足でもあります。


 そんな愛機の構成を忘備録として写真付きでご紹介しておきますと・・・・

 カートリッジはこれ、DL−103、レコード針が消耗品であることを 考えると、SPUなど高価な輸入品には手が出ません、しかしながら、この MCカートリッジ、著名な海外からの輸入品ではなく、古くからNHK御用達の 国産品で原器のような存在ですが、私自身にとってはこれで必要十分なので あります。







 レコードプレーヤーはトーレンスのTD521S、砲金製の重量級 ターンテーブルを使ったスーパー仕様のアームレス・プレーヤーに、 トーンアーム:SMEの312を組合わせたもの、購入当時も高価な トーンアームでしたが、今は値上がりしてもっと高くなってますね、もう 手がだせない価格になっちゃいました。
トーレンスも購入後数年で回転が止まる故障が生じましたが、 修理後はトラブルなく、ベルトなどの消耗品交換だけで長年使い続け てます。







 フォノイコライザーはアキュフェーズのC−27、低域の力強さが 実に良い感じであります。もう生産終了となって後継機C−37が出て ますが、買い替える必要性は無さそうです。
埃や汚れに気づかず撮影してしまったのはご愛嬌ということで・・・・







 プリアンプは満を持して退職記念に購入したアキュフェーズの C−3850、フォノイコライザーを持たないラインアンプですが、 これまで愛用してきたC−280Vでは聴こえなかった音を、 ボリューム位置に関係なく、大音量でも小音量でも見事に再現してくれ ます、Balanced・AAVA、恐るべしですね。







 こちらはJBL4344を駆動するパワーアンプシステム群で、 プリアンプからバランスケーブルでチャンネル・デバイダー:F−20に 接続されており、クロスオーバー周波数290Hzにて、低域用 アンプ・アキュフェーズ:P−550と、中・高域用アンプ・アキュ フェーズ:A−20に音楽信号が振分られます。
先日、A−20を中古で探して1台追加導入、それぞれをBTL 接続として、建前上80WのA級モノラルアンプとして使い始めましたが、 ステレオアンプとして1台を20W+20Wで使っていた時より、十分な 余裕が感じられるのは確かであり、パワー不足感が解消されました。
これで新型のA−47などを導入する必要もなさそうです。これ以上大きい サイズのアンプではラックに収まらないし、マルチアンプは いまさらもう止められません。







 QUAD707はタンノイのスターリング/TW専用のパワーアンプです。
ヒューズが飛ぶ修理ですったもんだしましたが、現在のところトラブルなく 見事にTANNOYとベストマッチしております。







 こちらも最近になって導入したネットワーク・プレーヤー、パイオニアの N−70Aです。DLNAによりサーバーに取り込んだCDの再生、誠に 便利であります。普段の生活で、CDを回して聴くってのが無くなりました。
バランス出力からプリアンプにつなげてありますが、デジタル出力を 別のDAコンバータに出しており、通常はそちらを経由して聴いてます。
DSDソースなどはデジタル出力がなされないので、本体のDAコンバーター 経由ですね。







 音楽専用のNASサーバー:LS421Dです、現時点でCDが600枚くらい 取り込んであり、ネット配信で購入したハイレゾ音源もここに入れて ます。容量は2TB、まだ半分も使ってません。







 PCオーディを始めるに当たり購入したDACの2代目(2台目)、 TEACのUD−501Bです。ネットワーク・オーディオの方が 便利なので、わざわざノートPCをつなげてPCオーディオで聴くことは 無くなりましたが、デジタル外部入力が4系統あって、DVDやBDを 観るときや、ネットワークプレーヤーからのデジタル信号を、DAコンバータ として受けて再生するにあたり重宝してます。
XLRコネクター出力があるので、バランスケーブルでプリアンプに 接続しており、同様に接続してあるネットワークプレーヤーがDACにも なるので、両者の音の比較が楽しめます。







 我が家のメインスピーカー、JBL4344とTANNOYの STIRLING/TWです。
下手な説明は不要なスピーカーたちですね、 4344の音響レンズは外して使ってます。







 古い写真になってしまいますが、オーディオ機器が置いてある部屋の 様子です、TVが乗せてあるラックの中身は入れ替わっており、現在のもの ではありません。床は1メートルほどコンクリートを打った上に木材を ネジ止めして構築され、グランドピアノが置いてあっても沈んだりする 事はなく、人が飛び跳ねても何の影響もないので、スピーカーの置き場と しては理想的です。移動や配置換え・調整等が楽にできるように、 耐荷重の高い、重量物用キャスターを付けたボードの上にスピーカーを 乗せてあります。












 もしこの次に機材が替わるとしたら・・・・、宝くじが当たった 時・・・・かな!


2015.12.16 記


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