半年掛けて


 娘どんから依頼されたガンプラ作り2体、どうにかこうにか 作り上げて先に引き渡した小さい方に続き、1月の4日に仕上がった 大きい方を渡せば完了となりますが・・・・・。
経験値なく初めて製作することになったガンプラ、今までに修得した 戦車や飛行機とは構成が違うし勝手がわからず、また塗料の事情も 水性アクリル系となり、過去の経験値とは大きく異なってましたので 大変に苦労しました。特にマスキングゾル、基本的に水性ゆえか、水性 アクリル系塗料の上に塗る場合には、塗料の渇きが十分でなかったり、 かなり厚めに塗ってないと、きれいに剥がせなくなることも解りました。
1体目でそんな失敗を体験して、その修正に苦労したので、曲線が 多い形状によって手間が掛かるのを承知の上で、2体目においては マスキングテープをメインに使ってのマスキング作業に移行です。
老眼の度数が上がった身には、見えなくてつらい作業であります、 少しでもテープの貼り付けが甘くて浮いていると、そこから塗料が 入り込んでしまいますからね。貼ったつもりでも最後にマスキングテープを 剥がすと回り混んでた箇所も多くて・・・・、最後は筆を使って、 昔に鍛え上げ、体で覚えてる技術に頼っての手修正でした。
そんな感頼りの手作業、すべてが上手くいくはずはありませんが、 幸いなことに墨入れやウォッシング塗装もあるので、ある程度は ごまかせます。
墨入れ用の塗料は今回の購入ですが、パクトラ・タミヤのメタリック・ シルバー、もう35年以上前に購入したエナメル塗料ですけど、まだ 使えましたね。さすがに固くなってましたが、エナメルシンナーを 入れてかき混ぜたら、35年の時を経て見事に復活してくれました。
そんなメタリックシルバーを使って、娘どんからクレームのあった アッガイの爪の部分の塗色変更であります。すでに組み上げてあり、 今更エアーブラシが使える状況ではないので、すべて手塗りで対応 しました。エナメル系の塗料による筆塗は楽であります。

墨入れ塗料を塗ってはふき取りを繰り返し、それなりに自然に汚れた ように仕上げていきます。この辺は昔、戦車の仕上で行ったことが あるので、かろうじて慣れてはいますが、シンナーや塗料が手に着いて 指先が荒れ、親指や人差し指の先が割れてしまいました。
エナメル系とはいえ石油系のシンナーですから、界面活性剤の 入った合成洗剤と使った場合と同じ症状が出てきます。
趣味におけるリスクですかねぇ?、連日できる作業ではないですね、 一回行ったら2〜3週間は間を開けなと体が回復しないでしょう。













 娘どんから依頼を受けたおかげで、久しぶりに再開してみたプラモ造り、 エアーブラシやコンプレッサーなどの道具も揃いましたので、次は 倉庫に仕舞い込んである、以前に購入したキットをどれか製作して みようかなどど思うようになりました。
まずは購入した雑誌や、模型作りのDVDをあらためて観るところから 始める様ですかねぇ?


2016.1.6 記


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