信じるものは・・・


 数年前の衆議院選挙で民主党が大勝しましたよね。
自分の視点では、その根拠はどこにあるのよ?・・・と突っ込みたくなる、 うわべだけは素晴らしいマニフェストを打ち出して、よくわかっていない 大衆がそれを信じ込んで、「一度くらい政権を取らせてみよう、ダメなら戻せば いいのだから・・・・」と安易に思い込んで投票した結果、一国の元首で ありながら、USAからルーピーと呼ばれたポッポちゃんの迷走飛行から 始まって、311では人災としか思えない対応で福島原発を爆発させて、 実際にやったことはマニフェストになかった増税だけでした。
円高で日本経済は沈み、不況・倒産の嵐であったこと、忘れてはいけません よね。

 いつも思う事ではありますが、選挙の時に大衆に都合の良いことだけを 連呼する輩の言い分は、票を得るために語ってる言葉なので、そのまま信じては いけないのです。もし可能であれば、根拠は何なのよと聴き返すべきでしょう、 それで明確な答えが返ってくれば本物かもしれませんが、論点が噛みあわな かったり、あやふやな返答が返ってくるとしたら、良さそうな事を言って、 騙しに掛かってる以外あり得ません。
殺すだの殺されるだの、表現の自由が無くなって投獄されるだの、ネガティブな 将来像ばかり語ってる輩も、信じてはいけないですね、過去に同類の法案が 通過する毎に、同じようなネガティブ発言を聴いておりますが、果たして 今現在、実際にそうなっているでしょうか、なってはいないですよね。
福島の原発事故だって、数年後には誰も住めなくなると言い放った学者 さんも居りましたが、実際にはそのようにはなっておりません。
誇大妄想、被害妄想による扇動、SNSの世界では多過ぎでありますし、 それを疑問も持たずに信じ込んで、アホみたいに情報拡散してるお花畑さんも 多過ぎであります。

 物事を判断するにあたり、極端に考えるというのも手法のひとつであり、 安倍首相と山本太郎の言動で比較してみれば、どちらが信じられるレベルで あるかは明確であります。
少なくても、山本太郎の主張してる通りにはまったくなっておりません。
しかしそれでも、信じる方たちは居るもので、山本太郎が推した 参議院議員候補が、落選したとはいえ26万票も集めたとか!
確認もせずに騙されているのか、もはや洗脳されてしまったのか、 イデオロギーの前には、客観性や物理の法則も存在しないのか、 表現の自由が許されてる我が国においては、民主党が政権を取ったのと 同じく、選挙で起こり得る多数決の結果でもあります。
民意が正解とは限らない見本みたいなものですね。
町会議員を父に持つ前様曰く、議員てのは大衆に勘合しちゃダメで、 明日の事、10年先を見据えて行動しなくちゃいけないって。
一般大衆に都合の良い事って、目先のことでしかないのですよね。

 安倍首相の言ってる事って、そんな感じがしないでもないですが、 かといって、自民党を100%信じるものでもないのであります。
高校の同級生だった茂木敏充が自民党の選挙対策委員長、その性格は ねじ曲がっていて、とても良いとは言えない事を昔から承知しているので、 そんな輩の集団が信じられるものでもないのは当然でしょうか?
信じるものは騙される! 我が家の家訓ですな。


2016.7.12 記


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