素人PA


 昨日の日曜日はバンドの練習日、いつものようにLIVE space EM にバンドメンバーが集合して、LIVE本番と同様なPA機材を用いて、 バンド演奏としての練習と、アレンジの確認を行ってました。
実際にPA機材を通して音出ししてるので、いざライブ本番となっても 普段と全く変わらないと言う長所でありますが、問題が無いわけでもなく・・・。
何が足りないかと申すならば、一番の問題は人手不足だったりします。
そう、演奏者は揃うのですが、全員が演奏者なので、演奏中にPA機材を 扱ってくれる人が居ないのですよ。
なので、通常は、演奏前に個々のマイクや入力のレベル合せを行って、 そのまま「えいやっ!」で演奏したものをデジタルレコーダーに送って 録音してるのですが、どうしても生録ではダイナミックレンジが広くて、 デジタルゆえに歪んだら終わりですから、安全圏を取って録音レベルを 調整すると、ゲイン低めの音源が出来上がってしまうのであります。
また、演奏中に、シールドプラグの接触不良で音が切れたり、ノイズが 発生したりしても、演奏してる途中ではどうにもならず、録音が終わった ものを聴いて初めて気がつく始末です。
必用に応じたチャンネル分のトラック数で一括録音して、後ほどミックス ダウンでもできれば良いのですが、たった2チャンネルの録音であって、 リードギターの出番とかでそこのゲインを上げるとか、伴奏の演奏を 抑えるとか、要所でリバーブを深くかけるとか、演奏中に おけるミキシング操作がまったく出来てないのですよ。
本来なら自分で操作できれば良いのですが、演奏しながらミキサーを 操作するってのは無理がありますからね。

 この状況、練習であるならば自分たちの録音を失敗するだけなので、 他者に迷惑をかけるわけでもなく、大きな問題は無いのですが、たまに本番と なった時に困ってしまうのであります。
呼ばれて演奏を行うような時って、多くの場合においてリハーサルなしの ぶっつけ本番ばかりだし、ミキシング機材の接続をするのも自分一人、 限られた時間内に接続を終了して、音を出して、その会場内で十分なSRを 構成することはかなりの困難でもあるのですよ。
だから・・・いつも失敗ばかり!!!(^〜^;)ゞ イヤァ〜・・・面目ない
先日のお寺でのライブでは音が小さかったとクレームを言われましたが、 リハーサルも無い状況では、自分で演奏しつつ満足なPA効果を構築するって、 望む術もございませぬ。
せめて演奏者以外に、PA機器を操作してくれるメンバーがいると良いんです けどね〜。
結局はこれらを経験値として積算して、フィードバックがなくても、 シーケンス操作として順次上手く運ぶようにセットアップできなくちゃ ダメなんでしょうね。
だから今のうちにいっぱい失敗して、経験値を積んでおきませう!
これぞ、ど素人PA理論であります。(゜O゜) ヾ(-_-;) オイオイ


幸いにも録音はデジタル録音、録音ゲインは低くても、再生時にボリュームを 上げれば、ノイズが増えて聴けなくなるって訳ではないのが救いであります。


2017.5.29 記


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