ニューエイジ


 音楽のジャンル分けでたまに見かける表現ですが、『今どきの若者の音楽』 とでも訳せばいいのでしょうか。?
最近になって、J−popに該当するとは思えないような音楽ですけど、 とても気に入ってしまい、よく聴いてる二組のアーティストがいるのですが、 そんな音楽がこのジャンルに該当してるような気がします。

 その一組目が、5弦バイオリンを操る綺麗なお姉さん、ASAYAです。
当初に入手したのはライブのDVD、ジャケットに映える美人さんが 気になり、安かったのでためしに買ってみたのですが、これが凄かった!
ロックバイオリンって書いてありましたが、まさにそのイメージで、ロックを バイオリンを使ってのボーイングで演奏してますな。
ASAYAのご紹介については、ここで書いたところで陳腐なレベルでしか 紹介できませんので、各位におかれまして、どうぞネットで検索されてみて くださいませ。〇〇コンクールで優勝とかの記載も発見できますので、 クラシカルな奏者としても一流の方であるとお見受けいたします。
天は二物も三物も与えるんですね〜、DVDを2枚、CDを1枚購入して 楽しんでおりまする。
同じバイオリンでも1964カルテット、こちらはバイオリン2本に、チェロ とピアノでビートルズを演奏するグループですが、近いものを感じますね。
音楽学校に通うメンバーが、ビートルズの楽曲の演奏となると、授業で習う クラシカルな演奏とは全く異なる弾き方であり、弓さえ同じものを使用できない とか語ってましたが、それなりに高い音楽性を持つ彼女たちだから、うまく 使い分けが出来るのでしょう。こちらはジャンルとしてはクラシックに なっちゃってますが、自分の好みからすればニューエイジのジャンルでも 違和感はないと思えます。

 そしてもう一組は、TVに出演してたのを見て、そのボーカルの素晴らしさ に仰天してネットで調べ、そこで見たプロモーションビデオの数々に圧倒 され、ほとんどのライブ映像やCDを購入することになった、和楽器バンドで あります。
こちらもネットで調べればわかるのですが、ご紹介をちょっとだけ書かせて いただくと、中心人物である女性ボーカルは、鈴華ゆう子さん、こちらも ドキっとするような美人さんですが、音楽的な素養がまた素晴らしい!
詩吟の師範ですって! しかも日本舞踊や剣舞もできるし、ピアノ科も 出てるって。その歌唱力は完璧であり自由自在、こぶしコロコロから ボーカロイドの早口曲まで何でもこなします。
そんなスーパーボーカリストである彼女が集めたメンバーが和楽器バンド、 尺八、箏、和太鼓、津軽三味線の和楽器メンバーに、ギター、ベース、 ドラムスが加わった8人編成ですが、和楽器奏者は師範クラス、世界的な 活躍をされてる方ばかりだし、ギター、ベース、ドラムスも達人級、しかも 20代後半から40代前までの、若い年代がメンバー思われます。
各楽器のソロやコラボもたまりません、津軽三味線の蜷川べにさんも 当然のごとく美人さんでありまして、モデル、女優としても活動ですって!
そして、みなさん、ライブ演奏で魅せてくれる くれる・・・・・・
ステージの上で飛ぶは踊るは・・・・、ソロになるとお立ち台を交互に使い、 ステージ衣装やペインティングにもこだわってるし、太鼓とドラムスの競演 なども凄いし、『ライブ・パフォーマンス』という事を意識してステージを 構成してますな。
ライブチケットが発売と同時に完売ってのも解りますが、もしライブに 行けるような事があったら、最初から最後まで立ち見は覚悟しないといけない 和楽器バンドであります。
お年寄りは家でおとなしく、お酒でもチビチビやりながら、プロジェクターの 大画面で鑑賞しつつ、オーディオシステムよる大音量で楽しむ方が 無難で良さそうな感じですかねぇ。
和楽器と洋楽器の融合されたロックバンド、今までにない音楽傾向であり、 魅せる、見せる、聴かせる、と言う点でも満点であります。


2017.8.30 記


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