ライブ鑑賞 20180406


 2018年4月6日(金)、久しぶりにライブ鑑賞に出かけることに。
前様が化学物質過敏症になってから、大勢の人が集まる場所へ行くのは負荷が 大きくて、自分がダメージを受けるというリスクを承知でチケットの購入を 決心をしたところ、些細な勘違いからケチが点いてしまい、一旦は行くのを あきらめたライブ公演。
その旨SNSで自分がタイムラインに書き込んだら、それを読まれた 出演者様の特別な計らいで、チケットの入手に至った次第でもありました。
せっかく行くからには事前に学習しておこうと、最近のCD3枚と古い作品を 中心とした2枚組のベスト盤を仕入れて、1ヶ月くらいBGMで流して聴き 込み、その完成度の高さや、シンガーとしての魅力を見せつけられました。
デビューアルバムのLPを高校生の時に購入した前様、持参すればサインを いただけるとの事でしたので、CDと合わせて、ミュージシャンとして参加 されてる井上陽水さんのLPジャケットも持参してのお出かけです。

 足利の自宅を16時に出発して、ライブ会場である前橋テルサに到着したのは 17時、座席指定ではないので早めに来てる方も多くて、8階建の立体 駐車場は5階まで満杯、6階まで行きました。このためライブが終わってから 皆様一斉に帰るので、駐車場の出口に到達するのに20分を要する羽目に。
エントランスのある隣のビルの2階に移動して整理券を頂き、駐車券を通せば 駐車料金は無料になるとの説明に、駐車券を車の中に置いてきたので取りに 戻ったアタシ、汗だくになってエントランスまで戻ったら、出演者が楽屋に 入れてくれると!
SNSでの知り合いという事だけで楽屋に入れてくれる、ギター関連では メジャーなアーティスト、あの井上陽水さんのサポートギターを務めた方で、 『センチメンタル』『もどり道』『氷の世界』で共演されてる安田さん、 緊張しますな〜・・・・・
しどろもどろになって挨拶をしながら、持参したLPやCDに、お二人から サインを入れて頂き嬉しい限り、舞い上がります。






この時楽屋で、「前様はハコさんと同じ学年なんですよ〜」、「このデビュー 作のLPは高校生の時にお小遣いを貯めて、やっと購入しました。」なんて 話してたら、ライブの後半のMCでそんな話題も出てきて・・・・!
『センチメンタル』にサインを入れてもらった時、「この時の演奏は全部 アドリブ」って安田さんがボソッと。




楽屋から戻る際に一枚のメモをいただき「本日のセットリスト、直筆です、 記念にどうぞ!」、マニアにとっては貴重な紙切れとなったのはナイショです。




 エントランスに戻りライブ会場内への入場待ち、運よく前に誰も居ない 通路のすぐ後ろで、隣に誰も来ることのない通路側の席が確保できた前様、 この場で会う事になっていた友人と遭遇出来て、しばらく話し込んでましたっけ。




 頂いたセットリスト通りに最初の4曲はハコさん一人の弾き語り。
使用ギターはMartinの000−16GT、弾き傷だらけであります。
女性でここまで弾き傷を付けるってのは稀でしょうね、ステージを見て、 その激しい弾き方によるものと納得ですわん。

 1.橋向こうの家

 2.桜の日

 3.織江の唄

 4.ハーモニカ吹きの男

特に4曲目が凄かったですね、小柄な女性ながら、歌もギターもパワフル、 とても還暦に達した女性の歌声とは思えません。
息を切らしながら歌い終えたところでサポートの安田さんが、杖を突いて 登場。
うっとりさせる絶妙なフレーズとギターの音色が加わって、たまりません!
使用ギター、譜面台に隠れて細部が確認できないので特定できなくて・・・。
その晩にメッセンジャーで機種を尋ねたら、企業秘密の機種ですって。

 5.ヨコハマ

 6.横浜ホンキートンクブルース

 7.ざんげの値打ちもない

 8.ごめん...

 9.歌ひとつ

10.BEETLE

11.縁−えにし−

と続いて、次が最後の曲です・・・・と語ったところでサプライズが。
MCで井上陽水の「帰れない二人」に触れ、安田さんに向かって「帰れない 2人イントロ!」って無茶振り
そしてそれに答えるように、かの名曲のイントロを弾き出す安田さん、 セットリストにない『帰れない二人』を即興で歌い上げてしまった ハコさんであります。これには会場から大拍手でしたね。

最後の曲は・・・・・

12.サヨナラの鐘

ステージから袖口に戻る際、安田さんは杖なしで歩いて帰ったような?



アンコールに答えて再登場したハコさんは、ひとりの弾き語り。

13.夢

また安田さんが杖を突きながらサポートに入って・・・

14.気分を変えて

割れんばかりの拍手の中、エアー・ハイタッチをして終了。
袖口に戻る時の安田さん、杖を2本突いて歩いてましたな〜。
そういえば楽屋に居る時にも、スキーのストックのような杖を2本持って ましたっけ。
腰または膝が悪いのでしょうか?

帰りがけにCDを1枚購入してサインの列に並び、前様がCDにサインを 頂くときに、「安田さんに、痛くても沢山歩くように!」とハコさんに 伝えたら、そうねとうなづいて・・・。




 感動のライブが終わり、先に書いたように駐車場から20分掛けて退出、 夕食には帰路途中にあるお店に寄り、バンドメンバー達と博多ラーメンを食して帰宅。




22時30分に帰着、おネコさまたちが大鳴きして大歓迎、カリカリよこせ〜・・・って!


2018.4.10 記


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