お酒の素材


 日本酒であれば『純米酒』が最低条件であって、醸造用アルコールを添加した 物は、原則として飲まないようにしてきました。醸造用アルコールが含まれてると、 やたらとピリピリした刺激的な味がありますし、熱燗にしたときなどにはツーンとクル刺激臭 でとても飲めません。そしてなによりも悪酔いしますし、二日酔いなども酷くなります。
醸造用アルコールの入ったお酒ばかり飲んでいては、肝臓だって壊れやすくなるでしょうね。

 ビールにしてもそうです、最低限でも麦芽とホップ100%を選んできました。
コーンスターチだとか米だとか、3等級以下の素材を混ぜモノとして含有してある製品、 海外ではビールと認定されないようなものは、ビールではないと信じて却下でした。
ですから、間違ってもスーパードライなんて飲みませんし、いくら安くても第三のビールと 呼ばれてる発泡酒の類には目もくれません。(-o- )/ ⌒-~ ポイ!

 焼酎類に至ってはわかりやすいです。法的に甲種、乙種と分かれていて、なぜか 乙種が醸造用アルコールの添加がない製品です。安くて大きいボトル入りの焼酎や、 梅酒用のホワイトリッカーなどは甲種であり、これで梅酒等を造仕込むと、接着剤の香りがする 梅酒ができあがります。(;-_-)ノ〃 ^^ノメン。

 ・・・・とまあ、こんな感じで、少なくても醸造用アルコールや変な添加物が含まれてる アルコール飲料は飲まないできたので、肝臓が壊れることも無く、今も呑べえを続けられて いるのですが・・・・・f(^^;) ポリポリ

 何年か前に、No067のコラム、 『ぶどう注意報』でも書いてますが、 いつまでたっても咽の炎症や風邪症状が治らず、咳も止まらない状態のとなってしまったので、 化学物質過敏症を治療できる医療機関を受診したところ、『ネオニコチノイド中毒』との 診断を受けました。
新しい農薬の成分が体に入り、以前に発症した『有機リン中毒』によって、微量であっても反応が出る 体質となってしまい、つまりは農薬で免疫力が下がってしまった結果によるものだったそうです。
で、その原因、どこからネオニコチノイド系農薬を取り込んだかですが、なんとボージョレーヌーボーでした。

 その時期、その医療機関において同様の症状を示す患者が多くて、その原因を探っていくと 秋の味覚である葡萄を食べた人や、ぶどうジュースを飲んだ人に症状が多く出たとは、以前の コラムの通りでもあります。

 そしてこの事件以来、体はより過敏に反応するようになってきました。

 それまでは上記のように,お酒に混ぜ物が無ければ概ねOKでしたが、『有機リン中毒』 『ネオニコチノイド中毒』と合わせて二つの農薬中毒を発症した自身の体は、お酒の 原材料である素材によっても、その含有農薬に確実に反応を示しようになりました。
昔は麦芽&ホップ100%のビールならいくらでも飲めたのですが、最近は一定量以上呑むと 悪酔いしますし、その度合いは、同じメーカーのビールであっても銘柄によって変わったりします。
原則、国産モノは大なり小なりの影響が出てきますね、たぶんこれは、ビール麦に使用される 農薬の影響を体が感じ取ってるからだと思います。国産ビールの原材料、指定回数以上の 農薬散布がない品物は、大手メーカーさんがJA経由で買い取らないなどの協約もあるそうで・・・・?
有機栽培ビールであっても、麦芽やホップそのものに、体がすでに拒否反応を持って しまったのか、いくぶんマシって程度です。
残念な事に、レギュラーのエビスビールでさえ受け付けません。シルクエビスならそこそこ いけるのですが・・・・・。

 焼酎や日本酒でも同様ですね。有機栽培された原材料なら良いですが、特にその 記載が無いものを呑むと、悪酔いしたり二日酔いしやすくなっちゃいます。(ToT)

 では何が大丈夫かと申しますと、農薬汚染されていない原材料で作られたスコッチ ウイスキーやオーガニック・ワイン(ビオ・ワイン)です。
ワインもフランスAOCものと言えど、ボルドーあたりの安いものは最悪、開けた瞬間から 接着剤の臭気がわかるものもあります。
オーガニック認証が無くても、本当に良いワインはオーガニックで造ってたりしてますから、 問題の無い場合もあるのですが、素材に使われてる農薬量が少なめのときには臭気も少なくて、 場合によっては呑んでしまうこともあって・・・・・・、あとからの心臓がドキドキしたり、 悪酔いしてしまったりで、素材の良し悪しがそこでわかっても、すでに手遅れですからね。 ……(o_ _)o パタッ
まあそんなわけで、最近は可能な限り、オーガニックワインを入手するようにしておりまする。(=^〜^)o∀ウィー


2011.1.24 記


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