我が家の名盤 (^。^) その21~30
◆その21 邦題:ヘル・フリーゼズ・オーヴァー 演奏:イーグルス MVLG-18 (MCAビクター) 「ホテル・カリフォルニア」という大ヒット曲を惜しげもなく開演の曲にしてしまう彼ら、聞けば聞くほどにその実力を知らされ、引き込まれますね。40歳を過ぎて演奏するロックバンドの真髄、ここにありか? ◆その22 邦題:ベートーベン 交響曲第5番、第9番(合唱) 演奏:フルトヴェングラー指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、バイロイト祝祭管弦楽団及び合唱団 WF-600006・7 (Angel) ◆その23 原題:ANTONIN DOVORAK CONPOSITIONS FOR VIOLIN AND PIANO 演奏:Josef Suk, Alfred Holecek 1-11-1311/2 (SUPRAPHON) ◆その24 邦題:ステップ・イット 演奏:ビル・コナーズ(g)、トム・ケネディ(b)、デイブ・ウェックル(d) VIJ-28073 (Victor) ◆その25 原題:BEETHOVEN THE COMPLETE PIANO-SONATAS 演奏:WILHELM KEMPFF 104901~104911 (Deutsche Grammophon) ケンプ氏は後者かと思いますが、楽譜通りであればつまらない演奏になるかと問えば、そうでもないと言えます。楽譜に書いてあるのは音楽の一部であり全部ではありません。つまり、書ききれない要素、記載されている指示の中での程度の判断など、表現しきれない部分が多いと言う事ではないでしょうか。同じタイプでバックハウス氏も巨匠ですが、聴く限りでは、ケンプ氏の演奏の方が自分にとって感性に訴えてくれる部分が多いようです。特に8番「悲愴」、14番「月光」の演奏はいいですね。 ◆その26 原題:SIMON AND GARFUNKEL'S GREATEST HITS 演奏:SIMON AND GARFUNKEL JC 31350 (アメリカ COLUMBIA) 尚、写真のジャケットは日本製ですが、中身のLPはUSA・コロンビア盤に入れ替わってます。 ◆その27 邦題:ベートーベン ヴァイオリンソナタ第9番「クロイツェル」、第5番「春」 演奏:ダヴィッド・オイストラフ(Vn)、レフ・オボーリン(P) FG-5038 (PHILIPS) この緊張感が、ジャンルを超えて官能とも言える感激を与えてくれるんですよね。 ◆その28 邦題:バート&ジョン 華麗なる出会い 演奏:バート・ヤンシュ、ジョン・レンボーン IRP-80943 (Transatlantic Records Ltd) 企画や計算を持って製作に臨んだ作品ではなく、セッションの延長上で録音に至ったアルバムだと思います。エフェクトや多重録音もなく淡々とアコースティックギター2本に、まれにボーカルが入るだけの非常にシンプルな編成ですが、ミュージシャンズミュージシャンの彼らが演奏してる訳ですから、スーパーテクニックもみせず、何気ない中に絶妙のタイミングが隠されていて、簡単にコピーして再演できるようなものでもありません。 30年聞いても飽きない・・・どころか新発見がある・・・レコードです。 ◆その29 邦題:J・S・バッハ、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 演奏:ヘンリク・シェリング SMG-9026(1~3) (日本グラムフォン) ただ、両者とも作品としては間違いなく完璧と思えますので、演奏会で運悪く××な演奏を聴いてしまったあとには、自宅にてこれらのレコードで「耳直し」をさせていただく場合もあります。 ◆その30 邦題:敦煌 演奏:喜多郎 C28R0073C キャニオン・レコード シンセサイザーによる人工音だけでなく、ギターやパーカッションなど自信の演奏でオーバーダビングされ、楽曲に厚みが加えられてますし、音の減衰も極めて自然です。 ジャケットにしても見開きのオリジナルとして、イレストレーター長岡秀星氏のエアーブラシによる、この音楽をイメージ化した高度な作品を使用しており、クラシック音楽のジャケットが風景または風景画、作曲家または本人の肖像画で安価に済ませてるのと比べると、非常に豪華であり、そこにも創造の世界を誇示しているようです。 |