顛末は突然に!


 以前のコラム、 No882:その後・・・  や、 No883:その後のその後・・・・  でお伝えした、アナログミキサーの 修理経過、その次の、 No893:充実!?  で発表しましたように、デジタル・ミキサーに 簡易ミキサーを加え、さらに、 No893:こちらも達成? でお伝えした通り、必要十分なアナログ・ ミキサーを入手してるので、気が向いたら修理するか、分解して廃棄するか 悩んだ末、とりあえず故障したべリンガーは倉庫の中に放り投げて ありました。
時間があれば趣味で修理するのも楽しいんですけどね、普段は主夫業務に 追われてまったく時間が取れなくて・・・・、いつになるやらと放置だった わけですが・・・。
思い経ったらすぐ行動の自分が、動作出来ない機種を即刻廃棄に持って行かな かったのは何か予感が働いたのか?

 先週の日曜日、急遽、関西方面から古い友人が来てくれることになり、 電子回路にも詳しい方で、上記の修理時にもご親切に三端子レギュレータ 等を郵送で送ってくれた既得なお方、こちらの地方で車の調達という目的があり、 その場所が近隣であったために、実遭遇できる貴重な機会であると、購入された 車を転がしてお越しくださいました。
@EMのオーディオシステムにて、JBL4344とTANNOY・ STIRLINGでスピーカー&アンプを交換しながら、あれこれと音楽を 聴き比べて比較鑑賞されたり、壁に下がってるギターをすべてチェックするとか、 ご自身の趣味も堪能された上で、「壊れたアナログミキサー、 修理にチャレンジされますか?」と尋ねれば、趣味でやってみると!。
それならばと倉庫から引っ張り出して、お土産代わりに差し上げた次第 でございます。
そして翌日、写真とメールが届きましたが、なんとヒューズ交換だけで 復活、起動できたと!!!





 自分としては、ヒューズが入ってたなんて知りませんでした。
ACコードを差し込む部分の直上にフラットなヒューズボックスがあって、 ヒューズを咥えたカバーが押し込まれてるような構造なのね。

 なにはともあれ、ヒューズ交換だけで直って使えるようになったのは 嬉しい限りです、自分では修理完了に至らなかったけど、実質は修理 出来ていたわけで、修理の目論見通りADコンバーターとなる半導体が ぶっ飛んで故障、その二次的な影響でショートを起こして保護ヒューズが 切れたのでしょうね。
壊れた半導体を交換しない限り、ヒューズを入れ直しても再度切れるだけ で、リセットとはならなかったでせう、修理すべきところに手を売ってあったから こその、復活・再起動であります。
動くようになったので、この後は、ミキサーとして使っていただいても、 オークションで売り払って頂いても、何の後悔も無いどころか、嬉しいだけで ありまする。忘れた頃にやってきた顛末、負けたと思っていたのが、実は 勝っていたような・・・、非常にすっきりした気分ですな。


2018.9.5 記


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